ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

肌と手と目を放すタイミング

子育ては
乳児期は肌を放すな
幼児期は肌を放しても手は放すな
学童期は手は放しても目を放すな
青春期からは目を放しても心を放すな

と言われています。


今は○○期だから、○は完全に放しても良いと考えるのではなく、時と場合で考えましょう。


幼児期・学童期だからといって抱っこをねだられるなら、少しだけハグすることをおすすめします。
肌の温もりを確かめたいのだから、確かめてもらえば良いのです。

ここで拒否してしまえば、もしかすると親にではなく、他人に肌の温もりを求めてしまうかもしれないからです。


手や目を放すタイミングも、時と場合と、子どもの成長の信頼関係にあります。

親が放しても何も起こらないのなら大丈夫でしょうが、何かあって後悔することになることが1ミリでもあるなら、放さない方が良いですよね。でも放さないことで、子どもの成長や自立の妨げにもなります。



子ども時代は永遠ではありません。


放すタイミングは、子どもの成長と自立加減と、子ども自身がどうにかできるようになっているかです。



自衛のための防御方法も、伝授しておきましょう。



知らない人という曖昧な言い方ではなく、親以外とか決めておく。

どんな人でも、同じ年以上とは近づいてしゃべらず、後退りして距離を取る。

必ずチェックした防犯ブザーをいつでも鳴らせるように、握りながら話す。

腕を掴まれたり、背後に回られて掴まれたら、迷わずブザーを鳴らし、振り払って走って逃げる。

掴まれてしまったら、とにかくジタバタ暴れて蹴りまくる。

大声も出せるなら「助けて~」「やめて~!」「イヤ~!」などとにかく叫ぶ。

などと、練習しておいたりすれば、手や目を放すタイミングは早いかもしれませんが、親の勘も働かせるようにしてくださいね。


後悔はしないようにしないと、万が一がおきた時に大変です。

そうならないように、子どもと対処(防衛・自衛)の練習するしかないですね。
親としても、子どもを守るように頑張りましょう。

子どもの不安を 知らず知らずに煽る親

4月に環境がかわって、子ども達は実は不安だったりします。自分でも気づいていない子もいますけど。


その不安を知らず知らずに煽ってしまう親がいます。


それは、子ども以上に心配してしまうことです。
それで余計に子どもは不安になってしまうのです。

気づいていない子も不安になります。


不安じゃなく希望に向いてる子どもも、心配されることにより、不安にならないといけないような気になってしまうのです。




子どもが心配なら、心配するのではなく、親は子どものチカラを信じて「あなたはきっと自分のチカラでなんとかできる!」と穏やかに笑っていましょう。(そして、いつでもフォローできるように準備しておきましょう)


おうちに帰って来たら、親がいて安心して、笑ってしゃべれて、温かいご飯をお腹いっぱい食べられて、暖かいお布団で眠れる環境を整えましょう。

心配事を相談されたら、まず話を聞いてそしてどうしたいかも聞いて、親に何をして欲しいか聞いて、それからとにかく食べて暖まって、それから考えてもらいましよう。
親は聞くだけで良いのです。
自分で考えてもらいましよう。

そうすれば、その後の人生も自分の頭で考えて、幸せをその手で掴む子になります。

いつまでも親が代わりに考えて掴んでいたら、子どもは自分ですることを諦めてしまいます。


3歳くらいからそう育てられていたら、早くから自分でできます。

13歳からなら、急に突き放された感じがするかもしれません。
が、その後を考えたら、あなたが考えるのよ!と突き放すのではなく、そうかぁあなたはどうしたいの?と聞き、「いつも考えてくれるじゃないか!」と言われて言いたくなっても「ん~一緒に考えてみよう~どうすれば良いかなぁ~」と真剣に考える振りをして、悩んでみましょう。
ん~ん~ん~と考えているうちに、もしかすると、しびれを切らして「こうかなぁ?」と出してくれたら、それが悪い例だとしても「そうか!そうしたらどうなるかな?そのさきは?」と促しましょう。そしてたくさん考えてもらいましょう。
それから、悪い方向だと気づいてもらうために、それで○○(悪い結果)になったらどうすれば良いかなぁ?と水を向けるのです。その時にアドバイスは要りません。

一緒に考えるだけです。

良い方向に導くこともしなくて良いのです。

悪い結果だったとしたらどうすれば良いかを考えてもらえば良いのです。



それを繰り返していれば、自分で乗り越えます。

3歳でも13歳でも20歳を越えてても、パートナーだとしても、チカラを信じて一緒に考えるだけです。

あなたも自分を信じて幸せを掴みましょう。

あれ欲しい~これ欲しい~! 貯金の勧め

子どもってあれもこれも欲しがりますよね。

そうじゃない子もいますけど。


あれもこれも~って言われて、困るし、全部買ってしまうのもためらいませんか?


買うか買わないかは親の価値観で決めて良いのですが……。


買いすぎると、何でも買えると思い込むし、買わなすぎると欲が深くなってしまいますよね。


これって結局《~すぎる》のです。

それからお金の価値がわかってないのです。


もしも出きるなら、おうち貯金をして、これが貯まったら○○を買おうなんてできたら良いですよね。

子どもにもお手伝いで稼いでもらいましょう。

お風呂掃除
トイレ掃除
等々

普段の片付けは違うけど、家族で使う場所の掃除をするのを仕事とするとか。

仕事にするなら、週何回いくらと決めないといけません。
今日はやらない~や、明日やる~なんてのも認められません。


家庭の考え方で、普段の片付けとの違いが出せないから、それを仕事にするのは~というのがあれば、違う貯め方をしましょう。

つもり貯金。
いつも買うお菓子を買ったつもりでそのお金を貯金。


おこづかいがあるなら、1部を積み立て貯金にする等々。



それぞれの家庭でできる貯金をして、貯めてから何か目指すものを買う事を体験してもらいましょう。

もちろんそれには親も参加しましょう。

親子で別々の欲しいものなら、別々に貯金です。

同じもの…例えば旅行に行こう!と貯めるなど…なら、同じ貯金箱に入れましょう。


子どもだけにさせると、不信感に繋がります。



子どもの特性にもよりますが、貯めてから買う事喜びを覚えてもらうと親は助かります。


親が浪費癖だとなかなかできないですが、子どもの未来にお金の価値を感じさせるためには、宵越しの銭は持たないと教えるのか、いざというときのために貯めておくと教えるか、家族間で話し合う事は大事です。

子育ては 家を建てるのと 同じ

家を建てるとき、間取りや外観が気になりますよね。

どんな感じに家造りをするかで、夫婦喧嘩してしまうことも。


でも、一番大事なのは、基礎・土台なんです。

間取りや外観にばかり気がいってしまって、基礎・土台がおろそかになったら、傾いたり崩れてしまいます。


違う点は、
家は親の思うように建てられますし後から改造もできますが、子どもは勝手に自分が思うように育ちます。


なので、
子どもは、基礎・土台をしっかりと作っておけば、その後どう育ったとしても、傾いたり、崩れてしまうことはないですね。



見映えとかよりも基礎・土台を。


子どもの基礎・土台は、
親に無条件に愛されていること。
何をしているとか、どうとかではなく、ただただ生まれてきてくれてありがとうと愛されていること


これ、パートナーにも同じように愛されていることがわかれば、自分も確立(自立)して、さらに子どもにも無条件に出きるのですが。
なかなか、パートナーに無条件に愛を伝える(伝えられる)ことが難しく、喧嘩した後などには子どもにも冷たくしてしまうことも。
そんな人は、基礎・土台がちょっとぐらついているのです。


大人になったら、無条件に愛されていることを求めるのは少し難しいので、自分で自分を無条件に愛しましょう。(鏡に向かって、うん!大丈夫!と言うだけでもOK)


ただし、無条件に愛するのは、何をしても怒らないとかではないです。行動にはOKとNGがあるのです。
その人の存在を愛するのです。


生まれてきてくれてありがとう
出会えたことに感謝


これらを伝えるだけです。

それが難しくなっていくのは、自分の基礎・土台を信じていないからなのですよ。(なので鏡の中の自分に、OKを出しましょう。行動ではなく自分の存在に)



自分を信じて、自分を愛して(存在を認めて)、パートナーを、子どもを、愛せると一番良いのです。

仲直りするための喧嘩

喧嘩するのは、仲直りをするためです。

と、私は思っています。


何故なら、喧嘩するのは自分の思いを理解して欲しい最上級の意思表示だと思うのです。

喧嘩はお互い【意思表示のぶつかり合い】なのですから、お互いの意思確認しておきましょう。


と、子どもが喧嘩して落ち込んだり怒りが収まらない時に、ナビゲーションするのはいかがでしょうか。

喧嘩は仲直りをするためにするんだよ。明日、仲直りしておいで。と




もし、子どもの前で夫婦喧嘩してしまった場合は、次の日とかには子どもの前で「ごめんなさい」「ごめんね」と仲直りをする場面も見てもらいましょう。(子どものために見せましょうと打ち合わせしてもいいから、仲直りする場面を見せるのは大事です)



喧嘩はいくらでもして良いのです。
仲直りを見せさえすれば。


夫婦喧嘩は、犬も食わない ですが、
仲直りは、子どもに見せろです。



そうすると、子どもも喧嘩したら仲直りしようとする子どもに育ちます。



私の経験からすると、仲直りしたくない人とは、喧嘩しなくなります。
ぜひ仲直りするための喧嘩なら、してみてください。

そして、子どもに仲直りの仕方を伝授してくださいね。

親子も夫婦も 結局は人間関係

「兄弟姉妹の中でどうしても○番目の子だけ、なんか合わないんです。なんか育てにくいんです」と言われる親御さんがいました。


それは、自分の嫌なところが反映しすぎていたのです。

その子は何も悪くはないのですが、親御さんが自分自身の欠点(嫌いなところ)をその子の中に見てしまい、嫌だなぁと思っていただけなのです。
その子は自分がよく見ている親の癖をコピーしているだけなのです。


我が子に限らず、なんか嫌だなぁと感じる相手を観察すると、自分の嫌な面の完全コピーだったりします。


そうじゃない!と思う場合ももちろんあります。


人間関係問題で、相性は必ずあります。


親子であっても、兄弟姉妹であっても、夫婦であっても、それはすべて人間関係なのです。

そして、人間関係に大切なのは、距離感です。


親は子どもに「みんなで仲良く」と言います。もしくは半ば強制的に。


しかし、どうしても仲良くしたくないと思ってしまう関係があるのです。
でも、「みんなで仲良く」の呪縛がぐるぐるとまとわりついてしまうのです。




さて、それではどうすれば良いのでしょう?

それは、嫌いでも嫌でもわざと攻撃せず、距離を保って付かず離れず(もしくはより離れて)何事もなく過ごせれば一番良いのでしょう。




学校では、気になって気になっていじめてしまう子もいるのです。
そういういじめもあります。



すべては人間関係と思えば、親子関係も兄弟姉妹関係も夫婦関係も親戚関係も、距離感だと気づきます。


急にはうまくいかないかも知れないですが、日々距離感を考えて過ごせば、上手く行く日が必ずきます。


なんか上手くいかないなぁと思ったら、相手を違う立場として考えてみましょう。
例えば、
我が子を近所の子だと思うとか、
パートナーを上司だと考えたり
子どもの担任を会社の部下ととらえるとか………。

もちろん、考えるだけです。

相手の立場で考えるところを、ちょっと変えるだけで、新たな一面が見えてくるかもしれません。(自分の考えの癖を理解するだけで変わるのです)


我が子がイタズラをやめなくて困った時、近所の子だったら、どう思うのだろうとか。
パートナーが同姓の上司(または部下)だったら、どう伝えるか。

そんなふうに考えるだけで、考える角度が違って見えてきて、距離感が変わっていきますよ。


距離感に困ったり悩んだ時に、ちょっとやってみてください。

お出掛けの季節

そろそろいろいろ気を付けていれば、出掛けても良いかなと、思われる季節ですね。


今は常識となりつつある《マスク と 消毒》です。それはきちんと守ってそれ以外に何か……という場合


補給用の水分 と ビタミンC入りの飴類を用意しておいて欲しいなと思います。

こまめの水分補給は、喉の余計なものを洗い流してくれます。(体内に入れたくないと、うがいするのはとても良いのですが、外でうがいできなくとも、水分で流して胃酸でやっつけてしまうのです)


飴類はこまめではなく、ついでのビタミンC補給としてあると、疲れた~となっている時お口にポンといれておくと、少しの間黙っていてくれます。(飲み込んで喉に詰めないように気をつけてくださいね)

車などで渋滞にはまった時に、全員で飴を口に入れ、最後まで舐め続けた人の勝ち!などすると、かなり静かになります。
舐めきってうるさい子には、特別にもう1個か、誰が最後か見張る役にするかなどど工夫してみましょう。



こまめの水分補給をしていると、こまめのトイレ休憩も必要です。


余裕を持ってお出掛けしましょう。
楽しいお出掛けを、楽しんでくださいね。