ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子は親の鏡!?

子どもをみていると、なんとなく親がどんなふうに育てているかわかる時がある。

友達の話が参考になったので、シェアついでに書き留めておこうと思う。

幼稚園に通う三母子。
A母:とにかくA子の先を行き母の思い通りが間違いなしと思うタイプ。「ここはこうだからこうしなさい·あれはこうなるからこうしなさい·そっちは危ないからここにいなさい·そんなことしちゃダメ」母の指図で全てを動かす感じ。
B母:とにかくB子を守るつもり。B子の前に赤絨毯を敷いて、こちらへどうぞ的な。「あれがこうだから、これをこうしておきましょうね·これはこうしてこうするとうまくいくからね·それは危ないからこうしておくね」こちらも先回りして、うまくいくようにしておくタイプ。
C母:子どもを見守り、事が起きてから声掛けをする。「うまくいったね!すごい!·あぁ~残念!どうすれば良かったかなぁ?·おっとぉ~どうする?助けが必要なら言ってね·」まずは子どもの行動が先。それから母子で考えるタイプ。


C母が地方住みの私の友達。我が子が1つ下なので、C息子とC母の考えを私が参考にするように色々聞いていた。

子どもを守りたいし、自分の方が先に生きて来たから顛末予測も正確にわかる。けれど、それやると子どもは失敗体験どこで積むのかな?という考えに気付いた。

そんな私だが、小学生まで息子に手を貸し口を出してた。
押さえて抑えて、このままでは潰す!と覚悟を決め、中学から寮に。


その後友達C母が教えてくれた、三人母が集まった時の話。

A母B母共に、「子どもが何を考えているかわからない。中学入ってから何も話してくれない。言うことも聞いてくれない」と嘆くだけ。「小学3年頃までは言うこと聞いてくれてたのに~」
C母は、変わらず事が起きてから色々話し合う+事を起こす前にも相談という形で親子関係良好。

私は寮で見えない分、心配ではあるが、信じようと心に決めていた。が、悪い友達ができると悪くなる見本のような事態があり、うちは家族会議を開き、終息したけど………
それがあって、家族の絆は強くなったと思っている。やっぱり失敗しないと学ばないのかな。
小学生までにやらせてなかったんだろうなと反省した私。

この話を聞いても、私のやり方は間違っていない!と思うのも自由ではあるのだけれど。大きくなってからの我が子のヤラカシは、心に来るので覚悟を決めてね。

まあ、私はA母B母の混合であり、更にC母の考えも持ち得ていたので、何とかしてはいるが。
C母は、とてもいい関係でいる。

大人になった息子を見れば私の鏡であり、夫の鏡でもあり、そこから学んだであろう息子自身がいる。


1つ忘れてはならないのは、子ども自身の特性をいい方向に伸ばせば、親に似るとか関係なく、その子の生きる力になるという事。
積極的に伸ばすのがわからないなら、その子を潰さなければ良し。
親の誤算は伸ばそうとして潰す事。
鏡ではあるかもしれないが、縮小版ではないし、ある一部が映っているだけ。

親の思い通りには育たない。

自分を律して、見本見せていこう!