ある時ある日ある家族
毎朝早く、ママがパパを車で最寄り駅に送って行く。
少しすると目覚めた子どもが「ママ~ママ~」と玄関にて泣く。
更に少しすると車が帰ってくる。
毎日続くこの光景。
半年くらいかな?
いつの間にか、車が出るか出ないかで子どもが気付き、玄関まで追いかけて泣くくらいになっていたが、車は走り去っていく(エンジン音で泣き声聞こえない?)
毎朝、帰って来て慌ててママが玄関開けて、慌ててだっこしているであろう感じ。
多分おばあちゃんが応援に来ているんだけど、ママがいないことに気付くと玄関で泣き叫んでしまい、どうにもできず、ママの帰りを待つ毎朝。
ある時、玄関ですでに子どもが「ママ~」と言い始め、ママは「すぐだから、おばあちゃんと待ってて」そこでパパが「ママを困らせるんじゃないぞ」
その日からピタッと泣かなくなった。
子どもは自分がママを求めて泣いていたけど、それがママを困らせていることに気づいたのか?
その後2度と泣かないのはすごいなぁ
タイミングも良かったのだろう。
子どもの気づきって、すぐ行動が変わる。
ってことは、悪い方にもすぐ転がるってこと。
人は何故か悪い方に魅力を感じてしまったりする。
真面目とか、素直とか、そういうのは、小さい時に染み付いているととても自然とできるけど、小さい時に見ていた見本が、どちらなのかで決まったりする。
どうせなら、いい見本を見せて行こう。