ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

反抗期

赤ちゃんの時は、何にもできなくて、成長と共に親の言うことをニコニコしながら何でもできるようになっていく。

さて、その頃親子でぶち当たるのが、イヤイヤ期。

そこの対応を間違ったまま、親も子も成長するとどうなるでしょう?


それはそれはものすごい反抗期がやってきます。


そもそも何故イヤイヤ期があるのでしょう?

原因のひとつは…
親の言うことを聞いて色々できてきて、自我が芽生えて、自分のやりたいこと始めると、親が止めてくるからです。

イヤイヤ期の親が必ず言うことは「全然言うこと聞いてくれないんです」

反対に子どもに聞けたら、「お母さんが全然言うこと聞いてくれないんです」と言うと思う。



イヤイヤ期、どう過ごしたでしょう?

例えば、(極端な例ですが)
親が絶対正しいと、押さえつける様な対応したら…
イヤイヤ期では、まだ自分の力を発揮できずに、理不尽を感じながら過ごして、小学生になり、反抗する。
その時も親が正しいとねじ伏せたら…
理不尽を更に溜め込み、中学高校で爆発するかも。

ということは、押さえ込むのをやめて、子どもを(親の思い通りに動かす)支配をしないようにすると、反抗する意味がないので、反抗期はすんなり過ぎていくのではないかな。


思春期は、必ず来るのですが、反抗期は、ひとりひとり別の出方があるそうです。それは、親の対応が違うからです。兄弟姉妹であっても、親の対応が違えば反抗の仕方が変わるのです。


ちまたでは、反抗期のない子はあとが怖いとか言われたりします。
それは、先に書いた押さえ込まれ反抗できずにいた子のことです。

親の壁を越えて行かせるために、わざと立ちはだかるとか、言う人もいます。
親の都合のいい詭弁ですよね。
確かに、信頼感の有る親子関係なら、越えていこうとすると思います。
でも、これを堂々と言う親は子どもに信頼感を与えているでしょうか?


親子の信頼があれば、子どものやりたいことを見守ることができるのではないでしょうか?
危険なこと、命や怪我に繋がること以外は、見守るのが一番。



とはいえ、子どもが反抗期の頃、母が更年期に当たると、イライラ同士でバッチバッチになることもあります。
反抗期のもうひとつの原因です。
ホルモンバランスの乱れなのです。

イライラするのは、自分のせいでも親のせいでも、まして社会のせいでもなく、ホルモンバランスが大きく揺れ動いて成長しているからなのだ!と、話してみましょう。

意味もわからずイライラする不安から、それを誰かのせいにしたくなるので、いくら親が見守る立場であっても、イライラをぶつけてくる時があるので、それは成長の為のホルモンバランス調整が不安定なのだと。


親子で大切なのは、信頼関係です。



笑顔で過ごす為に、見守っていきましょう。