人には得意不得意が多少なりともあると思います。
親になると、何故か自分の不得意な事を子どもには、克服して欲しいと人知れず願ってしまう事があります。
不得意は、無くしたいという願望が滲み出てしまうのです。
しかし、それが本当に子どもにとって不得意な事であった場合、克服できる子と、トラウマレベルになる子もいます。
克服できる時は、得意な事を伸ばしてから少しずつ練習した時です。
得意が伸びれば、不得意も少しだけできるようになるようです。
しかし、不得意だけに注目し、激しく責められたり、自信喪失した場合、何故か得意な事もできなくなっていくのだそうです。
精神的ダメージが大きく深くなってしまうということです。
何に対しても自信のない子は、こうして育ってしまったのです。
我が子を見て、自信に溢れていれば安心ですが、自信無さげにしているとついつい「もっと頑張って!」などと声をかけたくなりますが、逆効果です。だってそう言われるってことは、今がダメってことですから。
我が子が自信が無さげにしている時は、良いところできるところをたくさん伝えましょう。
親のできることは、子どもの心に自信を付けることです。
調子に乗るからと、自信をくじく親も散見しますが、くじかれた先が良くなるのなら良いですが、どうなんでしょうか?
知識や教養をいくら付けても、自信がないと、パフォーマンスは落ちます。
まず、子どもの自信を付けるために、子どもの得意な事を伸ばしましょう。
不得意な事は、必要なら後から付いてくるものです。
すべてにおいて完璧にできるようにすることは、もしかすると、とても不自由なことになるかもしれません。
まず、得意な事を伸ばしましょう。