世の中、いろんなタイプの子どもがいます。
その子のいいところを見ればいいのに、何故かできないところに注目してしまいがちな親がいます。
子どもが小さい時はとにかく良いところを伸ばせば、悪いところが目立たなくなるのですが、悪いところに注目感心を寄せてしまうと、それが悪目立ちしてしまい、良いところが消えかけてしまいます。
段々成長し、言葉が通じるようになっても、良いところを伸ばせば良いのですが、子どもが成長すればするほど、親が気にしてしまう場合、子どもは萎縮してしまい、本当に良いところが消えてしまいます。
更に成長しても、良いところよりも悪いところに注目する親だと、家庭に居場所が無いと感じてしまい、孤立してしまいます。
子どもが家庭に居場所が無くなると、家庭の外に居場所を求めます。
家庭の外に求めて、いい居場所があれば救われますが、悪い居場所だと昔から言われる暴走しちゃう仲間とか、、そういうところに行ってしまうと、親は「なんでそんな奴らのとこに!」と怒りますよね。
そこに行かせたのは、誰でしょうか?
子どもは、親の自分に向けられている笑顔が大好きです。そして安心します。
親の笑顔は子どもの精神安定剤です。栄養です。癒しです。
親の欲求を無理にぶつけるのは、精神を不安定にし、栄養不足にし、心を削ります。
さて、親は何をすればいいでしょう?
良かれと思って、子どもの心を疲弊させるのか、子どもをまるごと受け止めて、良いところを信じて伸ばすのか。
子どもを良くしたいと考えるのは親なのですが、その思いが反対に効いてしまっては、元も子も無いです。
溢れる愛情が正しく子どもに伝わるように、親も工夫していきましょう。