ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

悪いのは人? 悪いのはやり方!

よく、子育ての話を親御さんに説明すると、「私が悪かったんですね…」と落ち込まれる方がいらっしゃいます。

声を大にして言いたい!

あなたは全然悪くない!
あなたではなくて、やり方が悪いだけです!と。

たまに、あなたは悪くないと言うとじゃあこのままで、良いんですねとおっしゃる。


声を大にして言いたい!

あなたはそのままでいいけど、やり方を変えてください!子どもに合うやり方を模索してください!と。


親御さんの子どもに対しての愛情からの[良かれと思って]の気持ちはそのままで、やり方は子どもに合わせて欲しいのです。

親のやり方と子どものやり方が合っていなければ、うまくいかなかったり、溝が埋まらず反抗するだけではなく、居場所がなくなってしまうこともあるのです。

以前にも書いたけど、自分(親)と子どものタイプの違いを先に察知しておくと、育てるのが苦になりにくいのです。


私が親子の成長を長年見てきて、タイプ違いの激しさからの子育て難さを知った時、自分の親との関係、親の親との関係、親の嫁姑の関係、夫婦(両親)の関係、兄弟姉妹関係までも、タイプで考えてみると、タイプがみんな違うのに【我が唯一正義】と言わんばかりに闘っていたのを知った。

しかもその中に今で言う[発達特性の強い凸凹]のある人がいて、振り回されていた。(発達特性の強い凸凹→癖が強い→広汎性発達◯◯→◯◯はそのうち特性と言い方が変わると私は思っている)


タイプの違いに癖が強い凸凹が加わると、かなり育てにくかっただろうと思う。

それを昔ながらの[みんな一律的に育てよう]として、上手く行くはずがないと思うのです。


私が育ったのは、こんな事情がありながら、親はこんな環境にいたからこんな考えになって、私をこう育てたかったのだろうな。反発してそう育たなかったけど。
と、しみじみ思う。


よく、子どもを育ててから親の愛がわかると言うけれど、ハッキリ言って我が子を育てても親の愛を感じたことはなかった私は、このタイプ違いと自分が正しいと言い張ることを、とことん考えて来てやっとわかったのである。(私も発達特性の凸凹あるのだろうなと思う)


そこで、親が「私が悪い」と言う考えが違うとわかったのですが、読んでるあなたはわかりましたか?


親が私は正しいと、自分に合わせた(親にされたように\親にされたかったように)やり方を通そうとする、それが子どもに合っているのか?を考えずに。


たまにいる、子育てしながら自分の育ち直しをする親が。
いや、良いんです。子どもは子どもで育ててて、自分の育ち直しをする分には。

よく言われる虐待が連鎖するってのは、育ち直ししたいから、同じことをして育てて、親にできなかった事を我が子にしてしまうという状態です。でも、そうしても育ち直しできずに、みんな壊れてしまうのです。

連鎖させず、子どもは子どもで虐待せず育てて、自分は自分で育ち直しすれば良いのですがね。
(日々自分自身で自分の育ち直ししたら、人生楽に生きられるかも←かなり深刻なら、一人でやろうとしないで、やっぱりカウンセラーのいる病院がオススメ)


前に「私、真面目なんです」と言う親御さんがいらしたのですが、思わず真面目で何が悪いのでしょう?と聞いてしまいました。

多分、その方は「真面目すぎるのが悪い\良くない」と思い込んでいて、真面目の素敵さを見えなくなっていらしたと思うのです。

真面目だから◯◯だ
と思うなら、真面目 だ け ど 、こんなこともあんなこともできるよって、考えてみると良いのではないかなと私は思うのです。

真面目だから子どもとふざけたことはどうしてもできないってなら、ふざけたことは誰かにお願いすれば良いのです。(ふざけたこと←法に触れることではないです)

それはタイプが違うのですから。
できる人にお願いするだけです。

やり方を変えれば良いだけです。

そのやり方がわからなければ、誰かに聞けば良いのです。


悩んでる親や子どもが一人でも笑ってくれる方向にいったら良いなと思いつつ、今日もこうして書いている私です。