ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

教育 2

昨日、親は「愛している」を伝えましょうと書きました。

それを伝えた次に伝えて欲しいのは、気持ちを察する事。


子どもはまだ自分と他人の境界線が曖昧で、自分と他人は一緒くらいに思っている場合があります。(たまに自分のみ!って子どももいますけどね)


ちまたでよく言われる[空気を読む]。これは、子どもの頃に親と子どもの間で距離感を確かめ合って、まさに空気を読みながら、過ごすことに寄って読めるようになるのだと私は思っています。

だけど、親の距離感が曖昧だったりすると、空気を読めない子どもが育つのだと思うのです。

支配的な親だったり、過保護過干渉な親、過保護放置な親、放任過干渉な親、放任放置な親。
虐待をする親の子どもは、空気を読み過ぎて、おどおどすることもあるそうです。
どれも距離感がおかしいのです。

適度な保護、適度な干渉、適度に放任、適度に放置。虐待はしない(当たり前)。そんな完璧なの無理なんですけどね。


それには、気持ちを伝えたり、会話をしたり、反応を返したり…、コミュニケーションとリアクションが大事なんです。

たびたび書いていますが、エスパーじゃないのです。

以心伝心という言葉があるのですが、今ではなかなか思っただけでは正しく伝わらない。

ならば声に出して伝えましょう。
そして、「言わなくてもわかってる」とお互いなれたら、以心伝心できると思うのです。

これが親子でできれば、子どもは親から離れても、伝えること読み取るチカラを手に入れられるのではないでしょうか?


それを子どもの頃、獲得できなかった私は(良かれと思ったり良い意味でと思ったり冗談のつもりで)今でも、突然空気を読み間違えてとんでもない発言をしてしまいます。
相手の反応が予想外すぎて、やらかした!と思うのですが、私の中では[なんでそうなるの?]と驚いています。

なので是非、お子さんが小さいうちに、親子の間の空気を読む事をたくさん経験させてください。


親が教えて育てる。
親も教えられて育つ。

すべてのことは、親子からなのです。