子どもが生まれると、この子は将来どうなるかな~っと、ふとした瞬間に楽しみになること、ありませんか?
それが、いつの間にか[この子にはこうなって欲しい]に変わる時があります。それを深追いする親と、しない親の差は最初は僅かなのですが、その後ドンドン開いていきます。
子どもには、子どもの人生があるのですが、深追いしてしまう親は子どもに自分の夢を背負わせてしまいがちなのです。
この子にはこんな才能があるからこうしよう!
この言葉が、子どもの才能を引き出し、伸ばし、子ども自身もその才能を誇らしく思い、将来それで食べていかれるくらいになるのなら、素晴らしいでしょう。
ですが、深追いしてしまう親は、子どもがその才能がイヤだとしても、グイグイ押し通してしまうところです。
子どもの才能を見つけ出し、伸ばすのが親として一番良い子育て方法ですが、子どもの才能を簡単には見つけられないことも多々あります。
子どもの才能を見つけるには思い込みなく、子どもを観察していると、見えてくることがあるのですが、親はどうしても欲が出てしまうのです。
才能を見つけても、それじゃあ食べていけないと、潰してしまうのも親の思い込みだったりします。
最近は、工夫次第でどんなこともできたりします。
工夫が大事なのですが、親は頭が固くなっていたりして、なかなか工夫できないことがあります。
なるべく思い込み無しで、才能を見つけ、子どもがその才能に溺れることなく、子どもを信じて、その才能を伸ばすことに陰ながら全力を注げば、子育てもその道を見通せるのです。
ですが、子どもが突然方向転換することもあります。そのときにも、深追いせず、子どもを信じてその方向に応援しましょう。
子どもの人生は子どもが決めるのですから。
親は、自分の人生を、子育てしながらも歩みましょう。