ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

褒められたい子 褒められるのが苦手な子

今、ちまたでは[叱らない子育て]とか[褒めて伸ばす子育て]などの子育てが流行っている。

昔ながらの、悪いことをしたら叱る!と言う親は少なくなってきているし、体罰は虐待で通報される。


激しく泣いていると、虐待か?と周りが構える時代。


さて、子ども目線になって考えてみましょう。

悪いことをしても叱られない、怒られない、注意もされない。
悪いことなのかどうなのかわからなくなる。
悪いことじゃなく、何かやったら褒められる、
最初は嬉しかったけど、だんだんそれをしないといけない感じの圧を感じる。

なんてことになってない?


悪いことをしたら、感情的に怒るのでもなく、叱るのでもなく、注意すれば良いんだよ。
いや、咄嗟に怒ったり叱ったりしてしまっても大丈夫。
その後、冷静に注意すれば良いんだよ。

それは悪いことだよ。◯◯だから、◯◯で、◯◯になって◯◯なんだよ。
子どもが理解できるように、噛み砕いて飲み込めるように、しっかり説明しよう。


子ども目線で、悪いことをしたら何がどうなってどうだからいけないと、教えられたら、わかりやすいと思うのは私だけですか?


それから褒めれば良いと思っている親は、子どもがその言葉をどう受け止めているかちゃんとわかってる?

褒めたら次もやってくれるから、そんな希望は親だけのもの。
そんな希望は子どもは見透、辟易してるはす。


何がなんでも褒められたい子は、身体の反応として、褒めて!を全面に出してくる。
そういう子どもは親以外でも、褒めて!褒めて!が止まらない。(そういう親はネグレクト傾向がつよいか、過干渉傾向かも)

逆に褒められても変わらないと思っている子どもは、褒めても愛想がない。
そういう子どもは、褒めたからといって行動を変えなくなる。



親(大人)は、子どもをコントロールするわけではなく、子どもを観察して、子どもをその子らしく伸ばせる努力しよう。