ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どものやることで我慢ならない時

子どもって、なんだかわからない事を繰り返ししていることがありますよね。

息子が2歳くらいの時、箱を「パカッ、カチッ」と言いながら開けたり閉めたりを(私に見えないように)後ろ向きでずーっとしていた時があります。
何が面白いのかな?と思うけど、飽きるまでやらせていました。


害のないことや、危なくない事なら、飽きるまでどうぞとやらせておくと、不意にやらなくなるけど、やってほしくないことだからと途中でやめさせると、必ず後でやらかしてくるのが、子ども。

害のあること、危ないこと、やってほしくないことをやめさすには、どうしよう?

まずは、年齢もあるけど、

赤ちゃんなら遠ざけとけばやらないよね。気づかせないってこと。

そして、話が通じるなら、説明しよう。

例えば、
髪の毛を引っ張って来たら痛いと伝えよう。
つねってきた時も、叩いてきた時も。
痛いことじゃない時も、こちらが不快なんですよと、伝えよう。

でも、そうしていたいと訴えて来たら、許すかどうするか…譲歩できるのはどこか、話し合おう。


親が察して何でもやってくれる(我慢してくれる)と思っていると、それが当たり前になって、親が我慢できなくなった瞬間「もう◯◯なんだから自分でやりなさい」と急に言われても子どもは戸惑うばかり。

今まで何にも言わずにやってくれてたのに?

そう。子どもは安心しきっていて、親が我慢してるなんて考えていないのです。


親の我慢なんて当たり前。親なんだから!親でしょう?

そんな言葉も聞こえてきますが、そんな我慢は必要でしょうか?

親が1人で我慢をせずに、譲合いの微調整を親子でしていたら、他人とも微調整しやすくなると私は思いますが。


確かに昔の親たちはずーっと我慢をしてくれたように思います。

親になったらわかるよなんて言葉もあるし。


でも、そんな我慢はしなくとも、子どもと上手く譲合いをして欲しいと思うのです。

そんな我慢以外にも、親になったらわかることはたくさんあるのですから。我慢はしなくてもいいと思うのです。

だからと言って、全然我慢をしなくても良いわけでは無いのですから。


これはやめて欲しいなと思ったら、譲歩しあいましょう。
やめて!ではなく、譲歩です。

やめて!は、相手に我慢をさせるわけですから、どこまでならお互いに譲れるかを話し合うのです。


結局はコミュニケーションとりましょうってことなんですが。