ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

親が子どもにやってはいけないこと

あなたは育てられてきて、嫌だなと思ったこと有りませんか?

または、学生時代、職場やご近所とのお付き合いで。


人は生きていく上で、必ず誰かと関わっています。

今の時代、ネットで注文配達があれば1人でも大丈夫と思われがちですが、ネットの向こうに何人もの人はいるし、配達してくれる人もいるのですが、それに気づこうとしないように生きようとする人もいます。


そんな時代でも子育ては、子どもがいる家庭には必要です。

子どもは自分(親)の弱点を鋭く、そして悪気無く真似して来ます。

なんか嫌だなと思ったら、鏡を見ていると思いましょう。

子どもが悪いわけではありません。
なぜなら親の弱点が悪いことだと知らずに、愛する親だからコピーしているだけなのです。

それでもイラッとしてしまうものです。(にんげんだものって感じです)


そんな時、ついついやってしまうのが、イヤミを言ったり、怒りにまかせて怒鳴ったり、、、

ってそんなことしないように気を付けている人もいます。(素晴らしい)

で、もう一歩進んで確認しましょう。

曖昧な表現はしていないですか?
顔は怒ったままで言葉を優しくしても、子どもは戸惑います。
その逆で優しい顔なのにイヤミを言うとか。
そんなバランスが悪いことをしていると、子どもも戸惑いますが、自分の心のバランスも崩してしまうのです。
イラッとしたらしたで、「すごく嫌な気持ちになった」と素直に自分の気持ちを表して「そういうのやめて」とお願いをするのです。
それから、「◯◯なら嬉しいなあ」と願望を伝えましょう。もちろん笑顔で。

表情と言葉(口調)がずれていると、子どもはいちいち親の顔色をうかかって行動をして、自分の気持ちを圧し殺すようになるかもしれません。
とてもつらい生き方になっていくように、そんなように育てるつもりはなくてもです。

怒りの感情を圧し殺すのも良くないのですが、駄々漏れに振りかざすのも、どちらも自分にとっても相手にとっても良い関係になれません。
イラッと来たらまず、何が嫌なのか、それが何故嫌なのか考えると良いのですが、イラッとしたらそんなこと、感情の渦に巻き込まれてしまうので、とにかく息を吐きましょう。肺の中がカラッポになるくらい。そして、吐いた息を吸わないように、別の方向の空気を吸いましょう。そしてもう一度吐きましょう。

そしたら、少しだけ落ち着くので、気持ちを伝え、やめてとお願いし、願望を伝えましょう。


どうしても腹が立って怒鳴りたい時は、エア怒鳴りを後ろ向いてしましょ。声は出さずにエアで口パクです。エアギターならぬエア怒鳴りです。(結構、ガス抜きになりますが、気づかれたら、なにやってんの?と恥ずかしいです。経験者は語る(笑))


そして一番やってはいけないのが、
人格否定です。

例えば、何かができなくても、ただそれができないだけで子どもが悪いわけではないのです。

例えば自転車になかなか乗れなかったとしても、乗るコツが掴めないだけで、子どもが悪いわけではないのです。

例えばコップを運んでいる時にバランスが取れず中身をぶちまけたとしても、バランスが取れなかっただけで、子どもが悪いわけではないのです。

もっと言えば、子どもが悪いことをしても、悪いことをしただけで、子どもが悪いわけではないのです。


なんであなたはそうなの?
なんでできないの?
不器用な子ね!
なんて悪い子なの!
お前に期待するのはやめた!

こういう言葉を投げ掛けられて育つと[全て私が悪い。私は何もできないんだ。私には価値がない]と、刷り込まれていくのです。

すると、なにもしないできない人に育ち、引きこもりになったり、最悪な事になったり。


ブラック企業にいると、こんなことばかり言われて病んだりしますよね。それが家庭で起きているのかもしれません。
しかも親は気づかずに。

子どもは気づかずに、親の真似をします。
それは最初は愛から始まります。

親は気づかずに、子どもを傷つけます。
それも最初は愛から始まりまっているのですが…


親は大人です。気づきましょう。
点検しましょう。確認しましょう。
直しましょう。

子どもが愛で始まる真似をしている間に。