よくある質問で、コップの中にある半分の水をどうとらえるかの、よくある答えが
もう半分 し か ない
あと半分 も ある
あなたはどちらにとらえますか?
少し前に聞いたのが、それに加えて、
この半分の水を どうする?
でした。
ある人の、子どもの頃に親に言われた言葉が忘れられません。
小学校の頃、2枚あるテストを返されて、どの順番で親に見せれば良いかを考え抜いて、悪い方を先に見せ、後から良い方を見せる作戦で望んだら、「なんで後◯点取れないの?」と言われたのだと。
確かに100点を取ってきたら親は嬉しいのでしょう。
でも頑張った証のテストで、足りない点数を指摘されるのは、子ども心にどう刺さるのか考えてから、親は発して欲しいと思います。
また、ある親は、間違えているところを、親子で復習していたのだけど、どうしても漢字の書き取りで、1本多かったり少なかったり、左右逆などになるとか、算数の凡ミスが続くので、「漢字は探せば、問題文の中のどこかに書いてあるから探せ。算数は凡ミスをしないように見直せ」と、攻略法を教えたそうな。
半分しかない と とらえればなんで◯点取れないの?
半分の水をどうしよう と とらえれば攻略法。
子どもの悪いところ探しは、親は誰に学ばなくても天下一品に得意なもの。
それなら、いちいち良いとこ探しと、工夫をしてみようじゃないか。
伸びるとこ伸ばさず、子どものどこを伸ばすのでしょうか?
まずは自分の良いとこを伸ばしておきましょう。