ちょっと辛くなる人もいるかも知れませんが、最後までお付き合いしていただけたら、幸いです。
子どもを育てていると、自分の育った環境をなんとなく思い出したり、無意識下に出てくることがあるそうです。
その育ちの環境が自分に合っていても合っていなくとも、ふとしたきっかけで。
結婚し、パートナーとの価値観の違いをわかり合う間もなく子どもが授かると、怒涛のような子育ての始まりから、気付くことなくいろんな所に溝やら隔たりができていることも。
パートナーとの間にも溝やら隔たりができているのに、見ないふりしていると、仕事か趣味に夢中になるように没頭したくなります。
子育てが仕事代わりか趣味代わりだと、それは、子育てではなく、自分の育ち直しになる可能性大で、気付かずしていると危険です。
なぜなら、子どもは子どもで親自身の育ち直しにはならないからです。
なのにその危険性に気づかずやってしまうと、親子共々傷ついてしまう可能性大なのです。
ただ、これを読んで、私、そうかも?と思った方がいらしたら、まずは [子どもは子ども、私は私] と3回くらい唱えましょう。
子どもを自分の思い通りにしようとしたと気づいたら [子どもは子ども、私は私] と唱える。
思い通りにしようと思ったら、唱える。
唱えてから子どもと接する。
これだけでも、自分の育ち直しの一歩です。
そして、子どもと自分。自分とパートナー。自分と、自分の親戚、パートナーとの親戚。このそれぞれとの距離感を全て
[◯◯は◯◯、私は私]と唱えましょう。
簡単に育ち直しのできる人は、この距離感が上手く取れる人です。
簡単には育ち直しができない人は、どれかが近すぎで、どれかが縁を切るくらい遠いのではないでしょうか。
育ち直しには、まず距離感を大切にしましょう。
それから、自分を犠牲にしてばかりは、ツラいと自覚しましょう。
そして、ツラいと言える人を作りましょう。(家庭内、親戚、友達、SNSでも何でもOK)
それから、子育てに自分の過去を投影しているかチェックし、しているならすぐさまやめます。
やめられたり、していない状態の時に、私は私で素晴らしい!と唱えましょう。
子どもが羨ましかったら素直に、羨ましいわぁ!と言い、羨ましいわぁと言えた(思えた)自分に素晴らしいと唱えましょう。
子どもを育てながら、子どもの意思を尊重し、子どもを尊重できる自分を尊重しましょう。
こうして、子どもは子ども。私は私とできていくと、様々な距離感を経て、いつの間にか育ち直しもできていけると思います。
そこがなかなかうまくいかないってのもわかります。
でも目指すのはそこです。
それだけを自覚して、実践してみては?
子育ては、多々自身の育ち直し場面に遭遇するのですが、無意識にできる人と、立ち向かう人がいて、当たって砕けている人もいます。
それらを自覚しながら、子育てすると深みも増しますので、よろしかったらお試しあれ。