子どもは、予測をたてる事がなかなか難しいことがあります。
これをしたらこうなる。
それが赤ちゃん~未就学児頃は、ほとんどできないと言っても過言ではありません。
それが予測をたてられるようになるかならないかは、日々の積み重ねです。
中学生になっても、これやったらどうなるんだろう?やってみよう!楽しそう!で、行動を起こしてしまうと、大変なことになります。
そういう子どもがいて、学校が大騒ぎになった子に「なにかをしようと思ったら、その先を考えて、お母さんの顔を思い出すんだよ!」と言ったことがあります。(息子の後輩で、お母さんが相談してきたので)
やはり日々の体験で、この後どうなるんだろう?の予測をたてる遊びをたくさんできると良いですね。
最初は外れるのが当たり前なので、どうなるかを体験させ、できれば結末の解説か、実況か、事実だけでも言葉で親が表現して欲しいです。
それを繰り返していくうちに、
これやったらどうなるんだろう?
楽しそうだからやってみよう!
だけではなく、
これやったらどうなるんだろう?こうなって、あぁなって、こうなるのかな?そしたら、こうなってこの辺大変だから、こうしておこう。
そこまで考えて行動できると良いですね。
親に怒られる(悲しませる)からやらない
という選択肢も有るのは良いのですが、親と喧嘩していたり、親の信頼が失われていたら、歯止めがききません。
教えて欲しいのは、
誰かに怒られるからではなく、それをしたら、自分に返ってきたとき酷いことになるかもしれないコトです。
たまに見つからなきゃ良いやという考えになるかもしれないのを、自分に返ってきたとき不利になること、必ず一番嫌なときに返って来るものなんだと、繰り返し教えて欲しいです。
これはどうなるんだろう?という興味だけではなく、その周りにおいてどうなるかを配慮できるように、たくさん経験することが大事なのです。
親が近くでフォローできる内に、たくさん経験することが本当に大事なのです。