脈々とされてきた子育てに、~~しちゃダメ!やめなさい!ダメ!と言うセリフがありますが、それはずーっと昔からの子育てでした。
これを言われた子どもは、それを聞き何をすれば良いのか考えて行動しますよね。
子ども自身が考えて行動することは大変いいことなのですが、昔と今とで何が違うのか?
それは世の中のスピードです。
親が待てないのです。
親が待てずイライラするのですが、子どもは昔ながらのスピードで行動するには…と考えています。
ならばどうすれば良いのでしょうか?
待てば良いのですが、待てなければ、どうして欲しいのかを直接言えば良いのです。
例えば、
机の上に乗ったら、「机の上に乗ってはいけない」と言うのではなく「降りて!」と言う。
子どもは、そこに机があるから登りたくなるのです。
乗るなと言っても登りたくなるのです。
ならば、「降りて!」と言うだけです。
例えば、
食事中にお茶をわざとこぼすなら、やめて!ではなく「こぼしたら拭いてね」と台拭きか雑巾を渡して拭いてもらうとか。
例えば、
道路から飛び出そうとしたら…これだけは「ダメ!!」と言わなくてはなりません。
子どもの怪我や命に関わる危険な行為は、ダメ!!と怒鳴ってでも止めて良いのです。
てか、これ以外は上記のように工夫しながら、待てない親のために言い方を変える必要があるのですが、これだけはどんなことをしても阻止する勢いです。
だから、子どもも止まります。
いつもダメダメ言われていると、慣れてしまって、飛び出しかねないのです。
これからの親は、自分が育てられたように育てて、待てない自分に気づいた時は、工夫していかねばなりません。
我が子を愛しているなら、きっとできます。