子どもが、いきなりいろんなコトを話してきたとします。
親としては、アドバイスしなきゃ!と、構えて聞いて、「それはこうすればいいのよ!」なんて話の途中で意見を言ったりします。
子どもはどうでしょう?
アドバイスが欲しい時、欲しい子どもは「そうか!」と嬉しそうにしますよね。
しかし、アドバイスが欲しいわけじゃない場合、そうじゃない!となると思うのです。
これ、親がいつもアドバイスが欲しいと思っている場合や、ストレス発散などを自分1人でできる親は、アドバイスを必要としない子どもの話をどう聞いて良いのかわからないらしいのです。
ただ集まっての愚痴大会が大嫌いな人、最近多いです。
それはどうしても参加しなくてはいけないわけではないので、不参加表明すればいいですが、我が子がそんな愚痴大会を披露したら、どうしますか?
めんどくさいなぁ。なんなの?
なんて態度を見せたら、我が子は親への信頼を失うのではないかな?
子どもが、アドバイスを求めず愚痴とかをずーっと言うときは、共感して欲しいとき、理解して欲しいときじゃないかな?
例えば、公園から帰るとき、もっと遊びたいと言い始めた時、帰ることをメインに話し合おうとしても、らち空かないし、アイス食べよう!なんて釣ろうと思ったのに、イヤだ~!となった場合、どうすりゃいいんだ!ってお手上げの時、ただひたすらに、そうかまだ遊びたいんだ~って気持ちをわかって共感するだけでも違うのではないかな?
そうしたら、遊んで良いってなって後が大変だからって思うよね。
それは、遊ぶか遊ばないかに注目してるからなのね。
そうじゃなくて、遊びたいんだって気持ちに注目するだけなのよ。
えっ?て思う親は、特に、良く読んで欲しい。
子…遊びたい!
親…遊びたいんだね。(遊んで良いとは言ってない)
子…遊びたい。
親…もっと遊びたいんだね。(遊んで良いとは言ってない)
遊びたい心を理解するだけです。
そして落ち着いたときに、ママ(パパ)もそうしたいけど、今早くおうちにいかないと、○ちゃん(クン)と一緒に寝る時間が、遅くなって1人で寝てもらわないといけないかも…どうしよう?
とか、これから起こる困ったことを、相談するとうまく行くかも?
(子どものタイプでこのまま言ってもじゃあ1人で寝るから今遊ぶ~!となる場合もあります)
今までの経験として、親子で立ち往生していて、困っている親子に話しかけて、泣いている子どもの言い分を聞いて、そうか~○○なのかぁ~と聞いているだけで、子どもは落ち着いてくるのですが、その途中でママとかが、だって○○でしょ!と否定してくると、必ずまた大声で泣き始めるのです。
この場合、ママも気持ちを聞いて欲しいタイプなのですが。
そういう場合、子どもはこう思ってる、ママはこう思ってる。どうする?と聞いてみると、なんとかなります。
気持ちを聞く大切さが、にじみ出ています。
子育ては、まず子どもの気持ちを受け止めることをオススメします。