ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どもへの評価は誰への評価?

たまに子どもへの評価を自分(親)の評価だと勘違いする親がいます。


子どもへの評価は子どもへの評価であって、親の評価ではありません。


勘違いする親は、子どもを自分の作品のように思っているふしがあるのです。

それだと、子どもが失敗すると自分の子育てが失敗したと感じます。
子どもが成功すれば、子育て成功と思うのです。


確かに、親の子育てで子どもがどう育つかが方向性が決まりそうになります。
しかし、子どもの生まれつき持つちからで、その方向性は変わります。

流されるちからのある子は流されますし、独自のちからのある子は独自の方向に行きますし、とにかく流れに逆らいたいちからのある子は逆らいます。


ただ、それ(子どもの持つちから)を親が認められるか否かは、子どものちからでどうにもならないのです。なぜならそれは親の問題だからです。


親はこう流れて欲しいという欲があって………

それに子どもがただ流れているだけなのに、「もっと~~して!」という欲がでます。

その親の欲と別のコトし始めると、「そうじゃない!」と方向を直そうとします。

逆らわれると、「なんで言うこと聞かないの!」と、逆上するかもしれません。



それらの子育ては、親の理想の大人像にカタハメされる子育てなのです。


親であるあなたは、どう育てられたのでしょう?


親の評価のための人生でしたか?


もしそうであっても、そうじゃなくても、あなたの評価はあなたの親へのものでは無いです。
なので、あなたの子どもへの評価はあなたの評価ではありません。


あなたはあなただから素晴らしいのです。

あなたのお子さんは、お子さん自身が素晴らしいのです。

それを忘れないで欲しいです。