ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どもと遊ぶならまず体幹を意識しよう

[子どもと遊ぶ] 時に、何を意識していますか?

多分、そんなに意識して遊ぶことって無いと思います。



たまたま、いろいろな人と話していて、小さい時から体幹を意識しているのと、いないのとでは違うんだなと思うことがありました。


親子体操でたくさんの親子をみてきましたが、バランスの取りにくいお子さんも、少しフォローするかしないかでは、全然違います。

親が、そのバランスを取ること自体【体幹】が関係していると理解していると、自ずとどうすれば良いのか理解しやすいのです。
理解できていないと、子どものフォローの仕方が [親が支えてしまっていて子ども自身の体幹を使わせていない] となりがちです。
子どもは、親を支えにするので、体幹ではなく、親にすがり付く腕にちからが入ってしまうので、体幹はぐにゃぐにゃでもなんとかなってしまいます。
体幹より手足をひたすらバタバタして、バランスを取ろうとしてしまいます。

もし親が体幹を意識してみられれば、子どもを親が支えるのではなく、子ども自身の体幹で支えにする事を考えようとします。
親は、すべての支えになるのではなく、転ばないようにフォローできるように、ちからを抜くコトができます。

親がちからを込めて支えるのではなく、手を添えるだけです。


子どもは年々体幹が弱くなっているような気がします。

ぐにゃぐにゃっと座ったり、すぐ寝転んだり。

それは、年々木登りなどをする機会が無くなっているからかなと思います。

落ちるから危ない。などの危険回避なのでしょうが、そうすると、そのための筋肉を使わないのです。
筋肉を使わないと、使えなくなります。

落ちたら危ないのではなく、落ちない工夫を教えて欲しいです。



体重の軽い子どもの時期に、体幹と自分の体重くらいを支えられる手足の筋肉を操れるようにしておいて欲しいです。

赤ちゃんの時は、実はそのちからを持っています。だから、寝返り~ハイハイ~つかまり立ち~歩くができるようになるのです。


木登りが危険でも、ジャングルジムを登らせてみて、足のちからで登るのか、腕のちからで登るのか、両方バランス良く使っているのかをみるだけでも良いです。

腕のちからで登れている子は逆上がりもすぐできます。


逆上がりができないのなら、ジャングルジムを腕のちからで登るコトをやってみてはどうでしょう。
イメージができないかもしれませんが、腕で引っ張って登るのです。足で押して登るのではなく。

うまくできない時は、タオルなどを肩の位置で鉄棒に見立てて持ち、その外側のタオルを親が引っ張ります。(タオルではなく、何か棒だと良いかもですが、引っ張り過ぎて折れないように気をつけましょう)
腕がびよ~んと伸びてはいけません。できれば、仰向けに寝て、親が引っ張りあげるのが良いのですが、突然放してしまって頭を打つかもしれないので、注意が必要です。背中が少し浮くくらいで、何秒我慢とかが良いでしょう。(最長30秒くらいでやめてくださいね。できないからと、何回も30秒目指すとかではなく、合計30秒以下でストップです)

あくまでも怪我の無いようにしてください。


それも体幹がしっかりしていれば、腕のちからだけに頼らないので、やはり、体幹を意識してみて欲しいです。


姿勢を良くするのも体幹が必要です。


親も姿勢を良くして過ごしましょう。