ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どもの夢を伸ばす親 潰す親

子どもって「大きくなったら何になりたい?」の答えがそれぞれでとても面白いのだけど、その答えをコントロールしようとする親っていますよね。

私が今まで見てきた親子で、親がコントロールしようとする育て方をしていると、育った先は……
1、子どもにコントロールされる親か、
2、子どもとコントロールバトルを繰り広げてる親子か、
3、子どもがコントロールされて自我を崩壊してしまった場合か、
4、子どもをコントロールしていたはずが、うまくハマってうまく行った場合。

この四種類かな。

弊害多いのだけど、4の状況になれると信じきってコントロールしようとする親が、1~3になると辛いよね。

この差は、なんだと思いますか?


子どもの才能··気質··癖··気持ちを理解しているかどうかですよね。
それらを理解して、その子に合う方向にコントロールするのはコントロールなのかな?実はコントロールではないかも?
でも、親もまわりもコントロールと思っているかもしれません。


さて、子どもの夢を聞いて、あなたならどう考えますか?

小さい頃なら「新幹線になる!(運転士や車掌ではないらしい)」とか「パパと結婚する!」とか、どう応援すれば良いのかわからないのですが、そこで、「そんなこと言ってないで、○○になりなさい!」とか言っちゃう親もいましたね。

そんな可愛い夢にも「そうなんだ~なれると良いね~」と答えられるか?


少し大きくなって、「野球選手··サッカー選手」「ピアニスト··保育士」「お医者さん··看護師」「パイロット··キャビンアテンダント」なんて言い出した時、どう答えますか?

親の職業を継ぐ夢なら、もろ手を挙げて喜びますか?



どんな夢であろうと、まず「応援するよ」と受け止められたら、子どもは大きく成長するでしょう。

子どもの夢は日々変わったりします。

それでも、心から「応援するよ」と親が言えたら、子どもは喜びます。


「この前○○だったじゃない?!」なんて言葉は要らないのです。


ただ、中学を目指す頃には、どちら··どこに行きたいかくらいは、大まかに見えていると良いでしょう。
(大まかで良いのです。数学が得意とか、文学が好きとか、運動なら任せとけとか、絵画やピアノが得意、手作りなら任せて!とか、何か得意なものを見つけておきたいものです)


得意なものと夢が違っても良いのです。

夢は全力で応援して、得意なもので自信を持たせるように。

全力で応援と言っても、親の欲は乗せないように。

親の欲が乗った時点で、子どもの夢がひしゃげてしまうのです。

子どもの夢は子どものものなのです。