ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

失敗から学ぶ (経験値を積む)

子どもの経験値と親の経験値の差は埋まりませんが、親と子と一緒に経験する経験値は、一緒ですね。


子どもを見ていて、親は自分の経験値的に、こうすればいいとわかっても、ぐっと我慢して一緒にクリアするその経験値は、一緒です。


親が逆上がりができるけど、子どもにどう伝えたら子どもができるようになるのか、、、、。
自分はできるができるようにする経験値は、持ち合わせているのか?
その経験値は、我が子に合っているのか?


親は、自分のこうしたらできたという経験を子どもに授けたら、すぐにできると思ってしまうのですが、親の自分ができた時の [こうしたらできた] までの時間とできない経験を省略して考えてしまうのです。

できた経験は、できない経験をしてからの方がしっかり根付く経験になるのですが、親はどうしてもできた経験を早くして欲しいと思うのが、親心なのです。

できた経験とできない経験は、どちらもたくさん経験していると、経験値として、根付くのです。

そこそこできてしまう人は、大きく失敗しないので、大きく成功もせずそこそこ止まりらしいです。



例えば、学校でテストが行われ、子どもの持ち帰った答案用紙に70点とあったら、どうしますか?

なんで間違えたの?あんなに勉強してたのに?
と言いますか?


こう考えるのはどうでしょう?

テストで覚えていない(間違う)ところがわかった!そこを覚え直せば良いじゃない!と。

簡単なところで言えば、足し算のくりあがりがつまづきポイントだと気づくとか、漢字のへんとつくりを逆に覚えていたとか、、、、。


最近は、文字をうまく見えて(理解して)いないとか、行が飛んでしまうとか、数字の概念が理解できていないとか、一部だけ理解できない状態の子どもがいるそうです。(もし、我が子がその懸念があると思ったら、早めに担任か保健の先生や、児童相談所に相談しましょう)


子どもには、失敗と成功を繰り返し体験させて、経験値を積み重ねて、人生を豊富に過ごせる知恵と工夫を授けて欲しいです。