ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

理想と現実

ここでたくさん書いて来ましたが、それは理想論で現実にはできないとの声を聞きます。

そうでしょうか?


子どもが成長するために、親が現実でぶつかるのは、、、。

親のやってほしいこと(やらせたいこと)の理想と、子どもの行動が伴わない現実ということです。


親の理想は親の考えであって、子どもの行動を制限するためのものではありません。

親の理想に子どもを育てることはできないのです。

ただ、理想に近づけて育てたいなら、子どもにお願いして子どもが受け入れてくれた場合です。
それを受け入れる権利は子どもが持っています。

親ではなく。




親はこう育って欲しいという理想を持つのは、素晴らしいことです。

そして、子どもの現実を受け止めて、どう育てれば良いのか考えていくのが [子育て] なのです。



泣き叫んでばかりの子どもをおとなしくさせたいのなら、泣き止めと怒鳴るのではなく、何故泣き叫んでいなくてはいけないかを考えて、その原因を解き明かせば泣き止むのです。

おとなしくさせたいのが親の理想なら、泣き叫んでいなくてはいけない子どもの現実に向き合い、それをどうするのか考えて [子どもを育てる] のです。


理想に無理に当てはめるのではなく、現実に向き合いながら、理想に向けていきましょう。