ここでたくさん書いて来ましたが、それは理想論で現実にはできないとの声を聞きます。
そうでしょうか?
子どもが成長するために、親が現実でぶつかるのは、、、。
親のやってほしいこと(やらせたいこと)の理想と、子どもの行動が伴わない現実ということです。
親の理想は親の考えであって、子どもの行動を制限するためのものではありません。
親の理想に子どもを育てることはできないのです。
ただ、理想に近づけて育てたいなら、子どもにお願いして子どもが受け入れてくれた場合です。
それを受け入れる権利は子どもが持っています。
親ではなく。
親はこう育って欲しいという理想を持つのは、素晴らしいことです。
そして、子どもの現実を受け止めて、どう育てれば良いのか考えていくのが [子育て] なのです。
泣き叫んでばかりの子どもをおとなしくさせたいのなら、泣き止めと怒鳴るのではなく、何故泣き叫んでいなくてはいけないかを考えて、その原因を解き明かせば泣き止むのです。
おとなしくさせたいのが親の理想なら、泣き叫んでいなくてはいけない子どもの現実に向き合い、それをどうするのか考えて [子どもを育てる] のです。
理想に無理に当てはめるのではなく、現実に向き合いながら、理想に向けていきましょう。