親からのDNAと環境で子どもの性格は作られるそうです。
いくら親のDNAが良くても環境が劣悪だったり、親のDNAが悪くても環境が優秀だと、その子の性格は、「親に似ず……」となる可能性があります。
特別養子縁組の親子とお会いしたことがあるのですが、環境って大切だなぁと思う事がありました。
詳しくは書けませんが、とても素敵な家族になっている親子と、親だけが「私たち素敵でしょう?」というオーラを出して子どもたちは萎縮している親子でした。
素敵な家族は、もう顔まで似てくるくらいです。
よく、「こんなマンガばかり読んでいるから~」「こんなゲームばかり~~~」「こんな映像ばかり~~~」と、犯罪者の原因を何かしらのせいにしたがるのですが、そのマンガやゲーム、映像ばかり見ている人がすべて犯罪者になるわけはありません。
では何故?
それは、マンガやゲームや映像のせいにしたくなる性格なのか、それらと現実の境界線がわからない性格なのです。
学校へ行き始めて遊んでばかりいる子どもが心配でも、決めつけないでください。
子どもが遊んでばかりいるのには理由があります。
勉強がわからなすぎてついていけないのか、簡単すぎてつまらないのか、遊んでばかりいても学校の授業だけで理解していて宿題など必要ないと思っているのか、勉強の必要性がわからなくて楽しい方に流されているのか……。
きっと一人一人の理由があると思います。
子どもの性格をよく理解して、環境を良くしましょう。
それは、ガチガチに括り続けるような良いと思われる環境ではなく、子どもに合うように、しつらえたバランスを整えた環境を。
良くしようとして、ガチガチの環境にするのは、反抗を呼び覚まします。それは、子どもにとって悪い環境なのです。
親の一方的な考えではなく、我が子の考えを理解しながら子育てしていきましょう。