ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

幼少期~小学生の頃までに親が教えておいてほしいこと

子どもが育つときに、親の真似をすることをここに何回もかいていますが、園~小学校に進むに連れて、そこで接する先生を真似するようになっていきます。

そこで、誰を真似するか、何を真似するかはその子の持っている性質です。


意地悪な友達の真似をして、家でぬいぐるみたちに意地悪なことをする子。


優しい先生の真似をして、親に優しく接する子。


変に厳しい(偏った正義で)指導する先生の真似をして、ぬいぐるみたちにビシバシ厳しくする子。


暴力的な友達の真似をして叩く子。
好き嫌いを真似する子。


……………。


どう思いますか?


親は、その真似が良い方向に向いているのか、悪い方向に流されて行っているのか見て、観察して、それからどうすれば良いのか考えてください。


ただし、頭ごなしに「誰の真似?やめなさい!」とすると、その真似をよそでやりますよ。
そして、そんな止め方をすると、だいたい悪い方向に更に流されます。


悪い真似をしていたら、それは悲しいね~とか、えっ?○○ちゃん(君)そんなこと考えてるの?とか、言える状態か考えてください。

ただ、面白いから真似ているのか、それをされて(見ていて)ストレスになり真似をすることで吐き出しているのか、、。

面白いからならば、上記の悲しいねとか、そんなこと考えてるの?は有効かもしれません。

ですが、ストレスを吐き出している時に、わかっている「悲しいね」なんて言われたら、心が壊れます。


その場合は、その一連のことが終わってから、ただただぎゅ~っと抱きしめるとか、「私は○○ちゃん(君)大好きよ」と言うとか、壊れそうな心を抱きしめましょう。


面白いからやってる子を抱きしめたら、それをやると抱きしめられると思い、余計酷いことをしだしますので、どちらなのか、見極めましょう。



ある子どもは園の先生を真似して、意地悪をすることを覚え、小学生で友達をいじめるようになりました。

ある子どもは園の先生を真似して、とても優しくなったので、小学生でいじめをしている子やそれを怒る先生の怒鳴り声を聞いたり見ているだけで、心が壊れそうになって不登校になりました。


真似をするだけでは、そうはなりません。
親の真似や、その都度の行動も子どもたちの心に響きます。


いじめをする子の親も意地悪な親でした。
見たり聞いたりしているだけで、心を震わす子の親は、その子に気を遣わせるような行動ばかりしていました。


幼少期~小学生時代に獲得した [真似] と考え方は、それ以降に衝撃的な出会いがなければひきずります。


なので、その頃だけでも、仮面でも良いから、とにかく良い親として真似してもらい、他の人の真似をどうしているのか、観察して対処しましょう。


その頃だけでも、まずうまく良い方向に乗りきれば、[良い方向に乗り切る] 体験ができるので、その後悪い方向に流されないにはどうすれば良いか、親を頼れば助けはくれると伝えておくと良いですよね。



親がなんとかして助けてくれる
(自分は助けてもらうのを待つ)
のと
親が助けのヒントをくれる
(自分で乗り越える)

この2つでは、全然違います。

なので、自分で乗り越えられるように我が子へ、我が子が理解できる言葉で、伝え教えておくことはとても大切なことだと思います。


大きくなった子どもでも、[遅いから] と、伝えないより伝えたほうが良いと思っています。


大きくなった子どもでも、自分で乗り越えるために親は助けの手をいつでもさしのべる、ということを伝えておくことは大切だと思います。(親が手をいつでもさしのべる必要があります)


子どもたち(我が子と我が子の周りの子どもたち)が、良い方向に行けば、必ず未来は明るいですよね。


私は、その子どもたちを育てている親も、もちろん応援しています。
助けの手をさしのべますよ。


(親ではないので、365日24時間いつでもとはいかないかもしれませんが)
社交辞令が苦手なので、書かないといられない私です。