ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

褒めて伸ばすの良さと悪さ

褒められたら嬉しいと思う人は、多くいます。

逆に照れてしまうのか、褒められるのが嫌いな人もいます。


子どもはほぼほぼ褒められるのが好きで、褒められると俄然頑張る子もいるでしょう。



では、褒めることの悪さ(危険性)はなんでしょう?

褒められると嬉しいので、褒められようと頑張るけれど、褒められないと頑張らなくなる可能性もあると思うのです。

それは、何かをする(したいことをする)のではなく、【褒められるために】するのです。

そして親は【何かをさせるために】褒めるのだけど、【褒めたから次もやりなさいよ】という暗にプレッシャーをかけてもいるのです。

すると、褒められたから嬉しくてやっていた子が、そのプレッシャーに耐えかねて、おかしくなってしまうことがあります。
反抗するならまだ良いのですが(子ども的に)、反抗できずにいると心を壊してしまうのです。


親は褒めることで、知ってか知らずにか子どもをコントロールしてしまうと、褒めて伸ばすどころか、壊してしまうのです。


ては、本当の【褒めて伸ばす】とは?

やったことを褒めるのではないのです。

やったことを褒めるのなら、結果が失敗だったら、褒められないとなってしまうのです。


例えば、親が何も言わないのに、お皿を片付けてくれようとしたのに、落として割ったとします。

褒めて伸ばすを間違っている親は、お皿を割ったなら褒められないと思い、割るならやらなくてもいい!と怒ったりします。

本当の褒めて伸ばせる親なら、お皿を割ったことは責めずに、お皿を片付けようと思ってくれたことに感謝するでしょう。


この違いがわかりますか?


褒めると言うより、感謝だと思うのです。


今一度、褒めることを考えてみましょう。