昨日、過敏と鈍麻かの話をしました。
そして過敏を中心になっていました。
鈍麻で一番困るのは痛さをわからない時としたのですが、その他にも思い出しました。
例えば、ブランコに乗っている時、10回で交代ねとしても、10回じゃ足りなくて「もっともっと!」と言ってしまうことがあります。
ぐるぐる回ったり、バタバタしたりも、身体への刺激が足りないからするのです。
じっと座っていられない子の中にも、感覚鈍麻からということがあります。
たまに大人でも、ひっきりなしにボールペンをカチカチしていたり、貧乏ゆすりが止まらなかったりな人がいますよね。その人たちもその一部です。
走り回ったり、バタバタしたり、くるくる回ったり……じっとしていられない時、それに代わる何らかの刺激を考えると良いのですが。
音が出たりすると、感覚過敏の人と摩擦が起きるので、なるべく自分で完結できるように。
太もものところで、指をピアノを弾くようにとにかく動かすことで完結できた子。
片手の指先だけを擦り合わせて完結できた子。
指を絡ませて何らかの形を作る事を覚えて、ひたすらそれを組んでいる子。
私の知っている子どもで完結できた子は指を使っていました。
過敏の時も、鈍麻な時も、無理に我慢したり、慣れさせようとしたりしてもあまり効果がないと言うか、逆効果でした。
代替え案を探すと、かなり有効でした。
聴覚過敏の時用にノイズキャンセラーのヘッドホンも有りますし、今時は探せばきっと何らかの代替えができるように考えられます。
もし、子どもに我慢を強いる場合、それは虐待だと気付きましょう。
親は、まずは子どもが生きやすくなるにはどうすれば良いのか、世間との融合点を、子どもに強いるのではなく、子どもを優先しすぎず、うまいこと中間ら辺に持っていくように考えましょう。