ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どもの得意を伸ばす

子どもの得意なことを察知できると、良いのですが……。

たまに親の欲(?)が勝ってしまい、こうなって欲しいああなって欲しいと、得意なことよりも、強制(矯正?)してしまうこともあります。
それは、親の愛情が重すぎるだけなのですが。


子どもの得意がわからない時に、見るポイントとして……


勉強系
知ることが好き。
わからないことをわかろうと探求するチカラがある。
アッそうなんだ!と理解することに喜びを感じる。
記憶することに喜びを感じる。
見ただけで、答えが頭に浮かぶようだ。
など


創作系
何もないところに、何かを作り出すことが好き。
そこに有るものを別のものに作り直すことに喜びを感じる。
常に何かを作り出そうと考えている。
見ただけで、同じものを作ることができる。
など


運動系
いつも動いているのが好き。
くるくる回っていても目を回さない。
身体のバランスを取るのが上手い。
見ただけで身体を同じように動かせる。
など


音楽系
いつも何かを口ずさんでいる。
何かを叩いてリズムを刻んでいる。
チャイムや何らかの音を再現できる。
聞いただけで、同じように再現できる。
など



その他
ゲームすることが何より好き(もしかすると、ゲームを作ることも好きかも?)
人の身体に興味がある(医者などに向いている?)
動物がとにかく好き(動物医とか牧場とか……)
いたずらが好き(発想力がある?人を驚かすチカラということで、何らかのイベンターとか)

このように、何でもその子のチカラを伸ばすことはできると思うのです。



例えば、いつもその辺のものを叩いてばかりいて怒られている子に、ドラムを習わせてみたら、素晴らしかったとか、
その辺にいたずら書きをしてばかりで困るから、大きな大きなキャンバスと絵の具を使わせてみたら、素晴らしい絵を描いたとか、
ゲームばかりやっている子にプログラミングを教えたら、ゲーム作っちゃったとか、
食べることが好きな子に料理をさせてみたら、シェフ顔負けの料理を作り上げたとか、


悪い方向に見るのをやめて、その能力の [使い道] を考えてみましょう。
発想の転換です。


我が子がそこそこの……
音楽の才能があると思っても、
絵の才能があると思っても、
………。

それでは将来食べていくのに困るから……と、勝手に諦めを押し付けてしまうと、結局諦めきれずに反発が激しく育ってしまうかも?


諦めさせるのではなく、二足のわらじを履かせるくらいして、ひとつがダメでもこっちでなんとかできるよう、もうひとつ見つけておくくらいでどうでしょう。


ひとつしか能力が無いのなら、それを伸ばしましょう。
もしかして、決めかねられないふたつの才能、3つの能力があるのなら、少しの間、全部を伸ばしてみましょう。


子どもの得意を伸ばせる、親の能力を発揮してみましょう。