ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

得意を伸ばす 2

昨日の日記を先にお読みいただけると、更に分かりやすくなります。


昨日は大まかに分けて書いたのですが、もっと細かく考えていただければと書いてみます。

勉強系
創作系
運動系
音楽系
その他
と、ありましたが、勉強の中にも、理系文系があるように、創作にも粘土から器を作るのと、映像で作るのと、絵を描くとか、いろいろあるし、運動にしても、球技かマラソンか水泳か武道なのか、音楽にしても、和楽器 洋楽器、ガムランケーナ、打楽器、管楽器、歌う、作曲等々たくさんあります。その他は一見わからないけど、観察したらわかるものです。


そして、それらが複合しているかも知れないのです。

音楽が好きで歌うだけではなく、ダンスもできるかもしれません。
演奏しながら歌うことも。
台本を書き、演出もして、演じるかもしれません。
その他にもたくさんたくさん複合しているかもしれません。


そして、得意のためなら苦手も克服できたりします。

例えば、今流行りのゲームクリエイターになりたいなら、数学が必要なのです。(サイン・コサイン・タンジェントとか、必要なんですよ)
ゲーム作りたい!となったら算数必要だ!と頑張るかもしれません。
料理するのが好きなら、栄養も必要でしょう。
運動するには、解剖学を勉強すると記録が伸びるでしょう。

そのように、単独でも素晴らしい才能もありますが、人により複合すれば素晴らしい才能になることもあります。


単独の才能を見つけようとしてばかりいると、複合の才能を見逃してしまうし、あれもこれもやらせてひとつの才能を潰してしまうかもしれません。


親は、子どもの行動を根気よく観察して、マイナスで考えず、何かをプラスもせず、フラットでその子の才能を見つけましょう。
そしてそれを伸ばす環境を整えましょう。

伸ばすのではなく、環境を整えるだけです。
伸ばすのは、子ども自身ですから。
そうじゃないと、潰れてしまうかもしれません。


医者の家族に、医者になれと育てられたのに別の職業になったり、教師の家系で勉強ばかりしてきたのに、別の職業を選んだり……。

親の思い通りにはなりません。
なぜなら、子どもには子どもの人生があるのですから。


さあ、あなたの子どもの得意を探して、その才能の生かせる環境を整えましょう。