最近の子育て本などで良く出てくる言葉に、 [承認欲求] と [自己肯定感]があります。
承認欲求は、誰かから認められたいという欲求として。
自己肯定感は、自分が自分で良いと思えるチカラとして。
でも、どちらも他人が決めることではなく、自分が自分として自分を承認し、自分で良いと思う=肯定することが大事なのです。
子どもの頃は、親が認めて肯定して育てて、あぁ自分はこれで良いんだと思える事を経験していくことなのです。
ただ、間違ったことをした時は、正しいことを教えれば良いんです。
親が認めず、肯定もしてもらえていないと、自分はこれで良いのか不安になります。
その後、認めて!認めて!と、SNSでのイイネ稼ぎをするようになったり、何をしても私(僕)なんて……ダメなんだと思うあまりに何もできなくなったり。
親が子どもにすべき事は、
子どもが1人でも生きていけるように心を強くすることと、子どもが誰かを助けられるようにすること。
人間は、生きていれば1人で生きようもしても、必ず誰かに助けてもらうので、誰かを助けられるようにすること。
そのために、子どもができたことを共に喜び、できなかったことに共に悔しがり、できるように工夫を重ねるチカラをつけるべく励まし見守る事。
もし、親自身が承認欲求を欲しがり、自己肯定感が働いていないならば、子どもを育てるにあたり、共に育って行きましょう。
共に喜び、共に悔しがり、共に工夫をしながら。
子どもと共に育つ親が育てる子どもは、心がたくましく育ちます。
ぜひあなたも、子どもと共に育ってみてください。