ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

読み聞かせのススメ

おうちで絵本などの読み聞かせをしていますか?


赤ちゃんの時から絵を見せて読み聞かせをしている

絵本に興味を持った頃から読み聞かせをしている

読み聞かせしようとすると、勝手にページをめくったりして読み聞かせできない

読み聞かせしたいけど、どうして良いかわからずできていない

読み聞かせは、一切していない


さまざまなご家庭があるでしょうが、絵を目でみて、耳でお話を聴くことは情操教育になるので、やはりおすすめします。



小学校で、1年生から月1回、1冊~2冊を読んでもらっている学校と読んでもらえない学校では、3~4年になった頃には、[聴くチカラ] の差がはっきりするそうです。

ただし、学級崩壊をしてしまうくらいのことがあると、いくら聴くチカラがあっても止められないのだそうです。
いくら子どもに聴くチカラがあっても、大人に聴くチカラが無いと、子ども達のエネルギーが爆発してしまうのです。


では、読み聞かせはどうすれば良いのでしょう?

家庭での1対1なら、まずは子どもが読んでほしい本を読むのが良いのでしょう。

子どもが選べないなら、親が読みたい絵本を。(読ませたい本ではありません)

ページをめくってしまうなら、本のページをめくることに興味があり、内容にはまだ気づいていないと思って、めくったところめくったところを読んでみましょう。
めくると連動して親がなんか言っていると気づいたら、内容に気が向くのです。待ちましょう。

1冊読み終えたのに、もう1回!と言われて永遠に終わらない!のは、好きな曲をリピートして聴いているのと同じと思って、永遠に付き合いましょう。(もう無理!と思ってから、後1回だけ「最後だよ」と伝えてやめましょう)


特定のところに来ると、ページをめくる、または破いてしまうのは、そのページになにやら嫌だという感情があるのかもしれません。サッサと終わらせてすぐ次に行ってみましょう。


絵本をかじってしまう場合は、怪我に気を付けて、心行くまでかじらせてみてください。もしくは、おしゃぶりなどしてから、絵本を見せましょう。


親が心を込めて読めば、心を込めて聴いてくれる時がきます。
ただ読めば良いと思って読んでいると、ただ聞いていれば良いとしか思ってくれない態度になるかもしれません。


子どもの様子を見ながら、今、聴きたいと思っている時に読みましょう。
かじりたい、めくりたい、聴きたくない時は聴いてくれないのです。

根気よく聴いてくれるときを探りながら、読んでみてくださいね。