ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どものやりたい気持ちと親のやらせたい気持ち

子どものやりたい気持ちを受け入れていますか?

やりたい!と言われたら、
可能な限りやらせる
全てやらせる
できる限りやらせる
できることならやらせる
……。


可能な限り、できる限り、できることなら…って親の見立てでしょうか?

できるかできないかは、
その子の可能性?
時と場所?

その子の可能性ならば「まだできないから」とやらせないのでしょうか?

時と場所ならば、どう声をかけているのでしょうか?


スーパーのレジや、販売機など、他の人が並んでいるのなら、やりたい!と言われてもなかなかうまく行かずに待たせてしまうなら、順番を譲ってから?


子どものやりたい気持ちは、やらせたいと思うけど、なかなかやらせてあげられないと思う親御さんも多いです。

しかし、親がやらせたい事は子どもの気持ちをあまり考えずに、しゃかりきやらせたくなるのも親なのです。


子どもの気持ちと親の気持ちのバランスをとりながらしないとね。


そして、子どもがやりたいことでもわがままなのか、なんなのかを見極める事です。


例えば、ティッシュを全部引き出してしまうのは、わがままでもいたずらでもなく、子どもの探究心と指先の訓練なのです。
やらせることも大事ですが、片付けも一緒にやりましょう。


例えば、滑り台で並んでいる子がたくさんいるのに順番ができずに、横入りをしてしまった時は?
「ごめんね~まだ順番ができなくて~ちょっと譲ってあげてね~」なんていつも言ってたら、単にわがままに育ちますよね。


子どものやりたい気持ちも大切ですが、社会のルールなども教えたいものですが、その場では無理なのです。
泣こうがわめこうが、サッサと帰ってしまわないと、目の前にやりたいことがあり、親が何かを言っていても、それが目に入ってしまえば、我慢できない内は聞けないのです。

小さい内に、我慢できないならサッサと帰る事は有効です。
が、だいたいの親は「帰るよ!」と脅して言うことを聞かせようとして、帰りません。
だから、子どもも言うことを聞かなくても、なんとかなると思ってしまうのです。


子どものやりたい気持ちを、優先したいなら、ルールを守ってもらうことが大事だったりします。


そこも大切にしましょう。