昨日、机の上での勉強に疑問をもったらスポーツ・農林漁業・芸術など好きなことを見つけて、それを目指すために勉強を、と書きました。
最近は、色んな特性を持つ子がいます。
視覚優位(目で見ることが最優先)
聴覚優位(耳で聴くことが最優先)
文字優位(文字を読むことが最優先)
識字困難(文字を読む書くが困難なだけで他はできる)
数学困難(算数など数字が理解できないがその他はできる)
などなど、その他にもたくさんあります。
勉強する(させる)といっても、それぞれの特性を鑑みないと、識字困難なのに本を読めとか字を書けと言っても、苦しめるだけで何の得にもなりません。
理解できないのか、ゆっくりやればできるのか、それは子どもの様子を見てじゃなければわかりませんが、苦しめているのか、親が察知しなければなりません。
ただ、やってもできないという特性があることだけは、親が知っていないと、子どもを苦しめるだけだと理解してほしい。
なので、勉強だけさせるのではなく、その他の得意な事を見つけてそれを伸ばす事、得意なことで仕事ができるように、考えましょう。
映画俳優のトム・クルーズ氏も識字困難なのだそうで、台本はマネージャーに全て読んでもらい、全てを覚えるのだそうです。
それで、主役を演じるのです。素晴らしいですよね。
どうやってもできないことを無理にできるようにするのではなく、できないことをやらずとも、その先をできるようにするのです。
もし、子どもが勉強で苦しんでいるようなら、まず、何が理解できないのか様子を見て、理解できるように説明しても、できなかったら、特性かもと思ってみてくださいね。
そういう特性がある子は、必ず何らかの才能があるのです。
見つけてくださいね。