子どもはたまに、わざとなの?と思うようなイラッとすることをしてくることがあります。
それは、
小さいから、わからずにとか、
親にかまってほしくてわざととか、
単純にそれをするとどうなるのかややってみたいの探究心だったり、
親が何を怒っているのかわかっていなかったり(自分のしたことが原因とわかっていない)
さらには、自我がしっかりすると自分がされてきたから、知ってか知らずか、し返しているとか、
その時に、あなたはどう対応しますか?
もう!イヤな子ね!
そんな子は鬼に連れていかれるよ!
そんな悪い子はうちの子じゃありません!
自分(親)がそういうセリフを言われていたら、子どもにも言ってしまうでしょう。
しかし、それだと昨日書いた【自己肯定感】が身に付きにくく、ダメだと心が折れた時に、立ち直るチカラが湧き出ずに、どん底でさ迷ってしまいます。
あなたは好きだけど、それをされるのが嫌いなの!などと、人格と行為を分けて伝えてみましょう。
あくまでも、子どもは好きでいてください。
例えば、ご飯をザバーっとひっくり返して笑っていたら、
○○ちゃん(クン)のことは、いつでも好きだけど、ご飯をこぼされるのはとても頭に来る!!と、分けるとか
多分、子どもの心に「もういい、わかった!」って時期が来るので、それまで言い続けると、子どもの心に自分は愛されていると刻まれます。
たまにいる、かまってちゃんで私を見て見て!っていう子は、この人格と行為がごっちゃになっています。
なので、相手を困らせても、まだ私を愛してくれる?というような行為をしてきます。
親が困ったことされて、怒るとその子はもう私が嫌いなの?と不安になります。
そういう子は、何をしても自分のことを好きでいてほしいという願望なのです。
なので、毎回人格と行為を分けて、あなたは好きだけど、こういうことされるのがイヤと伝えるのです。
じゃあ、こういうことしたら?これは?あれは?という不安が満ち溢れてくる子もいますが、毎回あなたは好きだけど……と繰り返しましょう。
ついでに言うと、「そんなにあれこれして、嫌いになられたいの?あれこれは嫌いだからされたくないけど、あなたのことは好きよ。で、そんなに嫌いなことばかりしてくるのは何故?」と問いかけられたらしてみてください。
ただし、それがどんな答えであっても、受け止めて、あなたは好きだと伝えられるのであれば。
大概、そういう子は、自分が自分で好きではなかったりするので、好きだと伝えて、私(親)が好きなのだから自分でも好きになってね、そうすればもっともっと自分が自分でも好きになれるよと伝えてください。
もし、親がそういう場合は、やっぱり自分が自分を愛してくださいね。
自分を愛せないと、愛が溢れてこないのですから。
あなたはあなたで素晴らしい。