ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

自分で考えることの大切さ

子どもは最初、アレ嫌コレ嫌と、イヤイヤばかり言っています。

イヤイヤ期ですよね。

それは自我の芽生えで、親の言うことに反抗しなきゃという思考回路です。


その対応が、

言うこと聞きなさい!と強制か、

そう嫌なの~自分の良いようにして良いのよ~って親が言いなりか、

じゃあこれは?こっちは?それならこっちは?これじゃダメ?と選択肢を親が指し示し、どれならいいのよ~と路頭に迷う感じか、

選択肢をいくつか出し、必ず最後に《その他》をつけて、子どもに考えさせるか、


あなたの提案はどれでしょう?
この中にはないものでしょうか?


昔、ある親御さんに「答えを先に教えなかったら迷ってしまわない?」と聞かれたことがあります。

これどうやるの~?と聞かれるとすぐに、こうやってこうやるのよと教える事が良いと思われているそうです。

例えば九九を唱えるような時、漢字を覚える時…暗記ものですね…そういう時は、迷うと別の事を覚えてしまうので、速攻教えるのが良いでしょう。

しかし、子どもが考えないといけない時、答えがひとつのルートをたどらない時は、子どもに考えさせた方が良いのです。


もし、子どもが何か困った境遇になっている時…例えば自分がいじめられている時や、誰かがいじめられているのを見てしまってどうして良いかわからなくて困っている時…親が相談されてどうすれば良いのかを考えなくてはいけない時に、親の考えと子どもの望みがかけはなれていたら、親の答えで子どもがとても傷ついてしまうのです。


そういう時は、まず子どもがどうして欲しいのかを優先するのが良いでしょう。

解決を望んでいるのではなく、親に気持ちを聞いて欲しいだけかもしれないのに、親が学校に乗り込んだらどうでしょう?


すると「チクった!」となるかもしれません。


まず、子どもが何を望んでいるのかを聞いて、親の思いを聞いてもらって、更に子どもがどうしたいのかを考えてもらわなくては、いけないのです。


子どもが《自分で考えられる事》が大事なのです。
親はそれをサポート・フォローしましょう。


小さいうちから、自分の気持ちを言葉にできるようになることも大切です。


もちろん、親も自分の気持ちをまず言葉にできるようになっておきましょう。