ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

悪知恵は所詮 悪知恵

子どもの行動を見ていると、知恵が働くなぁと思う子と、悪知恵が働くなぁと思う子がいます。

なぜわかれるのでしょう?


子どもには、元々、発想力などが備わっているのですが、大人(親)がそのチカラについていけないとか、大人の思い通りにできない時に、子どもを否定したりします。

否定されると、子どもは知恵を使い自分を肯定できる方向に考えます。

それも否定されると、更に……そうやって、大人とは反対方向に知恵を使っていくと、どんどん悪知恵になってしまうこともあるのです。


大人が、どんな発想力にも「どういうこと?」と子どもの気持ちを取り上げて聞いていければ、「これはこうでね、こうなって……」と一生懸命説明してくれたりするでしょう。

そうすれば、「それってこういうこと?じゃあこれはどうなるの?」と質問を投げ掛けられます。

そのときに、それはずるいなとか、法的にアウトだとか、マナーがとか、ルールがなどを、正しい方向に導ければ、【悪知恵】にはならないのです。



最近は、大人自身がズルいなど、子どもの見本になれない人も多くなっているので、それを見て子どもがズルい悪知恵を得てしまうこともあるのです。


悪知恵は所詮、悪知恵なので、どこかのタイミングでしっぺ返しが来ます。

しっぺ返しが来てから、まっとうな道に行けば良いと、悪知恵がばれなければ大丈夫と、思うこと自体が悪知恵です。


子どものチカラを伸ばすことを、一番に考えて育てると、きっとその子の将来は幸せになるでしょう。