ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

昔語り

子どもが何歳であっても、子どもとの思い出話をするのはとても良いです。

あなたが小さかった時~
あなたがイヤイヤ期の時~
あなたが~~~

でも、もちろん愚痴や不満ではなく、楽しかったこと嬉しかったことをたくさんたくさん話すのです。


子どもが覚えていないことも、覚えていたらより楽しそうに一緒に。


例えば昨日あったことでも、「昨日のこれは楽しかったね~」と。



この楽しい思い出を共有する行為は、【愛されている】という思い出になります。


よく思い出作りをしないと!といろんなところへ出掛けたり、何かをしたり、躍起になってしている親御さん、たくさんのイベントでビデオを回す親御さんを見かけます。


たまにそういう親御さんが、子どもってこちらが一生懸命連れていっても、覚えてなくて、がっかりしてしまうんです~、とおっしゃいます。
だからビデオを回すのだと。

で、そのビデオをいつ観ますか?と尋ねると、えっ?と驚かれます。


小さい子どもは撮ってあるビデオも観ずに、思い出話もせずに、覚えてなんかいませんよ。

物心ついたとしても、子どもの興味に引っ掛かったことじゃなければ、記憶の奥底です。


思い出作りをしたなら、思い出話もしましょう。
そうして共有し、記憶ににとどめるのです。

「もう何回も聞いたよ!」と言われるくらい、親の【あなたを大切に思っている話】をするのです。
それは、小さい時のことでもいいし、昨日のことでもいいし、子どもの愛すべきことを親が語るのです。


その話で、子どもをお腹いっぱいにする勢いで。


それだけで、中学生くらいからの反抗期が、少し楽になるかもしれません。(親が反抗させることをしなければ、反抗されないですが)


楽しい話は、家族をハッピーにしてくれます。