ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どもの話が理解できない?

たまに、子どもの話していることが良くわからなくて、理解しようと思って何度も質問したりしていると怒り出して、話してくれなくなるということがあります。


それは何故でしょう?


まず、子どもが話している時は《話を聞いて欲しい》という気持ちがあります。
その時に、質問で途切れることにイライラすると終わらせてしまうのです。

それから、その質問が子どもが話したいことの本質なのかでまた違ってきます。


例えば、
子どもが話したいことが、今日自分が楽しく遊んだことの気持ちだった場合、
質問が「何で遊んだのか」「誰と遊んだのか」「どこで遊んだのか」などだったら、子どもはどう思うでしょうか?

子どもは、そごじゃない!と思うのではないでしょうか?


親は、例えば、いつどこで誰とどうやってなどとが気になっていたら、そこを聞きたくなるのでしょうが、子どもはそんなところはどうでも良いのです。


ならばどうすれば良いのか?


とにかくまず、「ウンウン」と真剣に聞けば良いのです。
その時に、スマホを見たり、他の事を考えたら、直ぐにわかります。

とにかく聞くのです。



これには少し、コツがあります。

例えば、
楽しそうに話していたら、「楽しかったんだなぁ」と思いながら、その表情をニコニコして楽しむとか、
悔しそうに話していたら、「悔しかったんだなぁ」とその悔しさを今、乗り越えようとしているんだなぁとか、
悲しそうに話していたら、「それを乗り越えて、この子は育って行くのだなぁ」と感慨深く慈しみながらとか、


話の内容を聞くばかりに、話したいことが話せない状態にならないように。


子どもが子どものうちに、子どもの話をそのように聞けていたら、困った時に相談としていろいろ話してくれるようになります。


子どもの話を聞きましょう。


それと同時にパートナーの話も聞けたら、子どもが自立して独立した後、とても仲良く過ごせるパートナーとなるでしょう。


その他の人の話を聞ける人になるのも、素晴らしいですよ。