ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

環境を作る

親になると、我が子のために、いろいろ考えます。


子どもが産まれたから、引っ越して環境を整えようと思うこともあります。


引っ越し先が、どんな環境か下調べをするでしょう。


学校・病院・スーパー・公園・駅などなど、近いとかどこかとか。

近所の人はどうかなぁとか。


親のどちらかがずーっと住んでいるところに結婚したから一緒に住んだとしても、同じことです。(新たに引っ越して住むということになるのですから)


環境が整っているところに引っ越して来たとしても、実はそこに住んでいる自分たちがそれからの環境を作っていくのです。

環境が良いと思っていても、悪いことばかりする人がいて、誰も何もしなければ、悪くなって行くのです。



水が上から下に流れていくように、良くても悪い方に引力に引っ張られるように。


環境を整えたかったら、少しでも良いので、努力をしましょう。


その環境が、子どもに有っているように。


先日聞いた話だと「とにかく子どもが車に轢かれないように、子どもの導線には、大通りの無い地域を選ぶ」という発想があるという親もいるとか。


そういう発想もあるでしょう。

昔の日本ではあり得ないのですが、外国では10歳以下の子どもだけが、大人がいないところにいるだけで親が警察に呼ばれてしまうらしいのです。

公園で子どもだけで遊ぶなんて持ってのほかなんですって。


アメリカとかは、放課後はそれぞれの家の庭で遊ぶのだそうです。放課後友達と遊ぶなんて有り得ないのだそう。(習い事には必ず親の付き添い必須)


日本では平和ボケとも言われてしまうくらい、平和ではあるけれど、最近はいろいろ危険もあるようになってきました。


そしてやはり親としては、子どもの周りの環境を整えるために、人間関係をも整えて欲しいです。

親にとっても、人間関係を整えるのは難しいところではあるけれど、自分の周りにいる知らない子どもにも目を配って、さりげなく認めたり注意したりをオブラートにくるんで、言おう。


そんなことすると危ないよ とか
あら、助け合ってて素敵ね とか


我が子を挟んで約11年の上下(我が子が小1と考え上が小6まで、小6と考え下が小1)の間の子どもは、未来の我が子に関係してくるかもしれないので、大切にしておくと良いと言われているそうです。

そう考えると、周りの子どもを大切にしようと思いませんか?
すると、大切にされた子どもが我が子を大切にしてくれるようになるかもしれません。

あるお母さんが我が子から聞いた、ちょっといじめになりかけな絡みをしてくる子どもに、「○君だよね?○○の母だけど、一緒のクラスだよね?なんか○○最近、ちょっと意地悪されてるらしいんだよね~。知ってる?(○君下を向いている)○君にお願いがあるんだけど、もし○○が意地悪されてたら、助けてくれないかな?○君なら、できそうだからお願いしたいんだけど…大丈夫かな?」と意地悪していると知ってるのに知らない振りして言ったそうです。
すると「わかった。やってみる!」と言ってくれたそうです。

で、次の日から意地悪はなくなったそうです。
仲良くなったわけでもなく、付かず離れずだったそうですが、ピタリと意地悪はなくなったそうです。
もちろんほかの子にもやらなくなったそうです。



このように、同級生含め、上下11年分我が子同様、良い方向に向かうように環境を作るのが、大人の役目です。


我が子を取り巻くすべての人が笑顔であることを、目指したいと私は思っています。



もし良ければ、あなたも環境を作っていってくださいね。