親は……いえ、ひとは、自分の都合が良いように何事も考えてしまいます。
そして、たまたま、何らかの偶然で我が子が言った言葉を《勝手に悪く考えて》しまうと、我が子の心を置き去りに「何て悪い子どもなの!」と、なってしまったりします。
例えば、毎日別の子に意地悪されている子が、「(毎日)誰にやられているの!?」と、ママに訊かれて、たまたまその日、親友とふざけていてそれは意地悪ではなく楽しかったので、「(今日は)○○くん(と、遊んで楽しかった)!」
さぁママはどう考えるでしょう?
我が子が毎日意地悪されている
○○くんだと証言している
○○くんママに連絡取って訊かなくちゃ!
○○くんのママは突然「うちの子が毎日○○くんに意地悪されているの!」と言ってくるママに動揺してしまいます。
我が子に訊くと「一回やった(でも毎日やってるのは△くんだよ)」と言われたら?
そんな勝手なストーリーを作り上げて信じないで、我が子を、信じましょう、
けっこう他人の言葉を聴いてしまい、我が子をしんじられなくなる親は多いです。
あなたが信じるのは我が子だけなんですよ。