ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どもらしいから良いじゃないか……?

今日、ある公共施設にて、小学生が何人か自転車で乗り付けて、駐輪場 《近く》の場所にバラバラに乗り捨てて施設内に入り遊んでいました。

施設から出た私はその状況を見て、施設に戻り、公共施設の職員に「ちょっと子どもたちの自転車がひどいことになっているのですが……」と伝えたら、子どもたちに「自転車乗ってきた人いる~?ひどいことになってるってクレーム来たよ~!一緒に行くよ~」と言いながら駐輪場近くに行き「ちゃんと並ばせないと~!」と。


出てきた子どもはワルガキっぽい男の子1人。
職員と2人でほかの子(全部で5台分)の自転車を直します。


私は「キミは、ほかの子の分も直して偉いね」と声をかけて、職員には「ちょっとひどいと思ったけど、クレームではないですよ」と声をかけて離れました。





一緒にひどい状況を見ていたオジさんは「子どもらしいじゃない」と言っていたのですが。


駐輪場が決まってない場所ではないし、小学生だし、公共施設だし……。
で、私は注意したんですよ。


子どもらしいと、見過ごすことはできました。
しかし、どうなのでしょう?


見過ごしたらいつ直るのでしょうか?


公共施設の駐輪場に自転車を並べて停める。

これはいつ、できるようになるのでしょうか?

それは、最初から並べて停めればできるようになるのです。


ですが、最初もしくは誰かと一緒に来た時に、並べない状況になってしまったら、もう並べなくて良いじゃないかとなるのでは?


それをクレームが来たから直す?


違うなぁと思いました。



あなたがこの場面に遭遇したらどうしますか?

もしくは、あなたの子どもが自転車をこのように停めていた時に、子どもらしいと見過ごされたいですか?



最後に、実はもうひとつ。
職員と子どもが自転車を直した場所は、車椅子用の車止めでした。(そのとなりが駐輪場なのですが、もっと奥に行かないと空いていない)

もう、この職員はダメだなと何も言いませんでした。



子どもらしいと許されるのは、そういうときでは無いと思っています。