ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

言葉は大切なエネルギー源

エネルギー不足の時に、かける言葉はとても大事です。
エネルギー不足じゃなくとも、言葉かけは子どもにとってもパートナー(大人)にとっても、心の栄養になります。


イメージしてみてください。

鍋に水が入っています。
種火ほどの小さな火でも、集まれば水は温かくなるでしょう。
逆に、小さなヒョウくらいの氷粒でも集まれば、水は冷えてしまうでしょう。

人間は水分をたくさん含んでいます。
温かい声掛けをすれば温かくなるでしょう。
冷たい声掛けは冷えてしまいます。

そう思いませんか?


では、どういう声掛けならどっちなのかを考えましょう。

息子の小学校では、
チクチク言葉を使わず
ふわふわ言葉を使いましょう
などと言われていました。

おすすめなのは

感謝を伝える
ありがとうやめっちゃ助かる!など

ワクワクする気持ちを言葉に
喜びなどを言葉に表して、楽しいね!楽しそう!それイイネ!わぁ楽しみ!素敵だね!……。その他にもたくさんありますよね。

共感する気持ちを表す言葉
受け入れなくとも一旦受け止めるように、あなたはそう思っているんだねと、受け止めるだけでも変わります。


前置きする言葉を大切に
突然クライマックスを話すのではなく、相手の気持ちを思いやる言葉を先に言う。

例、何でこんなことしたの!
ではなく、
キミの気持ちが聞きたいのだけど、何がしたかったの?


最高の相槌をする
相手が話している時、もっと話したくなるような相槌ができたら最高な聞き上手です。

自分の聞きたいことではなく、相手の話したいことをどんどん話してもらいましょう。

ウンウンそれで?
そうだったの~で?で?それで?
それからどうなったの?
へ~知らなかった~それから?

もしかしたら、あなたに全く興味の無い話だったとしても、ウンウンそれで?と目をキラキラさせて聞く耳を持っていたら、お子さんはその後なんでも話してくれる子どもになるでしょう。

もしかしたら、反抗期も軽くなるほどの会話を親子でできるようになるかもしれないのです。(子どもが話しをするということに、親が興味を持ち続けて聞くことが必須です)




冷たい言葉かけは、だいたい命令口調で、あれしろこれしろ、やめろ、やるな、どけ、消えろなど。

それから人格否定。
そんなこともできないなんてダメねなど、行動ではなく人格を否定する言葉かけです。



もし、あなたがこんな言葉かけをしてしまったり、しようとしたら、自分がエネルギー不足だと気付きましょう。

エネルギー不足の時は、何故か自分以外からエネルギー(温かさ)を奪おうとするのです。
冷たい声掛けをして相手の温かい心を奪おうとするのです。

ですが、そんなことをしても奪えるわけもないので、冷たい声掛け合戦になったりします。お互い氷を鍋に放り込んで自分の鍋の方が温かいと思いたいだけです。


ここを読んだ人は、相手の冷たい言葉かけに反応するのではなく、その場を離れるか、相手をも温める言葉を発するかでしょう。

そして、相手にかける言葉は自分にも聞こえているので、自分をも温めていることに気付きましょう。


きっとできます、あなたなら。
なぜなら、あなたは素晴らしいから