ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

子どもに必要な危険察知能力

子どもは赤ちゃんから乳幼児、未就学児、幼児、……10歳くらいまで、天空と地上の間に魂があるくらいに、ふとした瞬間に天空に登ってしまいます。


そして危ないからと、危険を排除してしまう親。


では、子どもはいつ危険を知るのでしょう?



昨日、エネルギー不足には自然の中へと書きました。

ですが、実は自然はもっとも危険と隣り合わせなのです。

山登りで滑落
海で波にさらわれる
川で流れに飲まれる
森で道に迷う……。


都会の中でも、ふとした瞬間に危険はあります。




小さな危険を体験して、大きな危険を避けるようになると思うのですが子どもが可愛くて可愛くて、親は危険を避けてしまうのです。

危険を体験しないと何が危険かわからないのです。



昔、近所の公園で、遊具の上(屋根)や大きなドングリの樹に登ってしまう子どもがたくさんいて、近所のおばあちゃんが「危ないから登っちゃダメ!」と何回も何回も言っても聞かないから、私に注意してと頼みに来たことがあります。

私は、その子どもたちに「おばあちゃんが心配するから、怪我しないでね~」と声をかけました。
子どもたちは、おばあちゃんに危ないから降りなさい!と言われていたときは、無視していたのですが、私には、「わかった~!」と。

おばあちゃんには、ダメ!ではなく、怪我しないでね~!と声をかけてねと。
登っていたのが小学生だったので、否定文でも通じますが、未就学児までなら、肯定文で伝えましょう。
怪我しないでね~!

注意しながら降りてね!とか


自然の中でも都会でも、何かあったときに、後悔しないために目を離さないように。

目を離しても良い時は、手を握っている時。


もう10歳だから大丈夫と思わず、11歳の誕生日までは目を離さないで。


そして小さな危険を体験するチャンスを奪わないようにしてください。