相手の話を聞く時に、最後まで聴く事と何度も書いてきましたが、肝心なことな気づきました。
聴く人の聴くスキルが、話したい人の話すスキルと食い違っている時には、ちぐはぐになるのです。
自分が話す時にどう話すか。
それを考えましょう。
自分は話し下手で、人に話すよりも自分で何とかしてしまう人は、聴くのも下手かもしれません。
自分がおしゃべりで、なんでもかんでも話すのなら、聴くのも上手かもしれません。
そして、どちらももしかすると反対かもしれません。
人は自分と違うタイプだと戸惑うかもしれません。
それは、当たり前の事なのですが、気づくことなく相手を自分と同じタイプと思って対応してしまうのです。
そして、すれ違ってすれ違って、迷子になってしまうのです。
例えば、本を読むとき・映画を観るとき、どういう立場でしょうか?
主人公になりきって…主人公目線で物語を進むか、
主人公ごとまるっと俯瞰して物語を進むか、
それとも、自分の興味が無くなれば物語から降りる人。もしくは、興味があるところだけ摘まみ食いか。
相手の話を聴くのも、本や映画を読む・観るときと同じようにするのが人の癖ではないでしょうか。
それが相手と同じなら良いのですが、反対タイプだったら?
自分が・相手がどんなタイプか、自分が・相手がどう話を聴いて欲しいと思っているか……。
ちょっとそんなことも考えながら、話を聴いてみてはいかがでしょうか?