ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

我が子に教わる親

親って子どもにどう影響があるかわかりますか?

では、子どもが親にどれほど影響があるかわかりますか?



今は、子どもがいない夫婦・特別養子縁組で子どもを育てている夫婦など、いろいろな夫婦・親子がいます。


親が子どもに与える影響っていろいろ言われています。
親の影響で素晴らしい人生を歩む子どももいれば、親の影響で悲惨な人生を歩む子どももいます。
もちろん、影響を受けずって子どももいます。


では、子どもが及ぼす影響ってなんでしょう?

子どもがいない夫婦にもいろいろあるのですが、《子どもを育てたことがない》という事が影響している夫婦もいます。
そうすると、「子どもを育てたことがない人は……。」というレッテルが貼られてしまうこともあるのです。

しかし、子どもを育てたことがなくても、子どもを育てているくらいの感覚を持てる夫婦もいます。


特別養子縁組の親子を知っていますが、本当の親子のようにそっくりだったり、この親は何のために特別養子縁組したの?自分の名声のためかな?という勘繰りをしてしまいそうな親もいました。


子どもを育てることで、わかる親の愛などありますよね。
育てて初めて知ったとか、言う人もいます。


しかし、想像してみてください。

子どもを育てたことがない人でも、育てられたことは必ずあるはずです。
それが、血の繋がりのある親なのか、無い親なのか、はたまた親ではなく(施設などの)大人に育てられたとか、兄弟姉妹で育ったなどの、自分の育ち方があるのです。


さて、そこから想像できるかできないか……。



あの頃、子どもを育てたことがない私に、そう言いはなったお母さんより、子どもの育ち方に想いを馳せていた私の想いは、かなり深かったであろうと、今我が子を育てて思い直します。


私は、息子が生まれて、彼の育ち方を毎日見て感じて、かなり影響を与えられました。

彼が小学生のころ、「ボクはママの実験台なの?」と言われてビビったこともあるし、中学1年のころ「ボクはママと父ちゃんの子どもで良かったと思う」と有り難い言葉ももらったこともあります。


その言葉も私に影響を与えています。


私の周りの子育てしている親でも、我が子を1人の人間としてリスペクトしていれば、親が成長しているし、我が子を見下している親はひとつも成長していないと見える場合もあります。


親が我が子にリスペクトを持っている場合と、我が子にリスペクトしろと強要している場合の子どもの育ち方を見ていると、わかってしまう事があります。


どんなに親が取り繕っても、薄っぺらい育て方は透けて見えてしまうものです。



さて、あなたは、どう接していますか?