親は子どもが話せるようになると、いきなり大人と同じように話ができると思うのか、しかも「言うこと聞きなさい！」くらいのこと言うようになる親もいます。
何故、子どもが話を聞かないのか？
理解しないのか？
わかりますか？
ある親子がいました。
その母親は、我が子が理解できる言葉で、いつも声掛けをしていました。
そして、いつも喜怒哀楽全てを理解できる言葉で、話しかけ・解説し・理解できるまで根気よく会話をしていました。
その子どもは、母親の話を真剣に聞き、母親に真剣に話していました。
そしてその母親は子どもの話を真剣に聞いていました。
いつか大きくなったその子は、母親に「あなたは、いつも聞き分けが良いけど、どうしてかしら？」と聞かれた時に「母さんがいつも理解できるように話してくれたからだよ」と。
と、言うことは、親が子どもの理解できるように話しかけ、子どもの話を真剣に聞いていれば、子どもの聞き分けが良くなると言うことなのかもしれない。
親が子どもを理解する事がまず最初。
それから、子どもが自分を理解し、親を理解し、周りの人を理解できるようになるのです。
しかし、親の理解力が足りないばかりに、子どもを苦しめることになり、それによって親も苦しくなり、爆発する親子関係もあるのです。
ココを読んでいるあなたは、どこまで子どもを理解していますか？
