昔は字を覚えるために、何回も何回も何回も何回もっ!ていうくらい同じ字を書いて覚えていました。
ゲシュタルト崩壊って知っていますか?
同じ字をずーっと書き続けると、なんだか違うように感じてしまうのです。
ってことは、同じ字を書き続けるのは、良いことなのでしょうか?
で、最近同じ字を繰り返し書かせることをやめているようなのですが、昔そのようにして覚えた人は、そのようにして覚えるものだと思い込んでいます。
この思い込みに邪魔されて、勉強が嫌いになる子が増えていたら?
今は、いろいろわかってきて、読み書きが苦手(どちらかだけ苦手ということもある)とか、数字の概念がつかみにくいとか、逆に一回で覚えてしまうので、何回も書くのが苦痛とか………。
その他に、保育園・幼稚園(それ以前)で、【勉強】を詰め込まれていると、頭の中 だ け が詰め込み過ぎで、バランスが悪くなると、勉強嫌いになってしまうのです。
子どもは生活の中から、いろんな知識を学んで行くものですが、勉強だけを取り出して学ばせると弊害が出るという話で、子どもが楽しんで勉強しているなら、未就学児でも何歳でも良いのです。
小学生までは、生きるチカラをまず学ぶことです。
そうしないと、何かあった時に生きるチカラを捨ててしまう危険が出てしまうからです。
小学生までに生きるチカラを獲得していれば、何かあった時にどうしようか考えようとするのです。
少しも獲得していなければ、もうどうにもできない!嫌だ!嫌だ!自分なんていなくなれば良い!なんてことに。
少しでも獲得していれば、そう思っても、最終的になんとかしようと立ち上がれるのです。
その生きるチカラは、勉強では獲得し得ません。
なんなら、勉強の仕方を学べるのは生きるチカラなのです。
さぁ、我が子にまず何を学んでもらいましょうか?