ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

地域のチカラ

ご近所に、相談できる人はいますか?

雑談できる人はいますか?

 

子育てのちょっとした愚痴や自慢を笑いながら聴いてくれる人がいますか?

 

 

ご近所付き合いをうまくできているのと、全然しないのとでは、実は何かあった時に雲泥の差があるのです。

 

 

いろいろなデメリットがあるので、避けたい付き合いの上位にくるのですが、本当に何かあった時に頼りになるのは、[ 付き合いのあるご近所さん ]なのです。

 

もし、親が出掛けているのに子どもが帰ってきたら、ご近所さんに助けを言えるようにしておくとか、

子どもの通園通学中に、外の掃除をしながら、不審者から守るようにしてくれるとか、

挨拶する時に一言「大きくなったね!」と言ってもらうだけでも、子どもの信頼が増します。

 

もちろん、ご近所さんが自分の家庭の方針と合わない時もありますが、そのご近所さんだけではないので、少し離れたご近所さんでも、なるべく挨拶だけでもできると良いでしょう。

 

 

これは、強制するわけではないので、必ずしもお付き合いしなくてはならないわけではありません。

 

 

 

私の知っているある地域の公園での話です。

 

その公園は、公園なのですが、子どもが遊んでいると「声がうるさい」と通報されるという公園でした。

子どもが知恵を出し、親を通じて、公園の近所のうちを一軒一軒に挨拶して回って、昔遊びを教えてくださいと、声をかけたそうです。

すると、ベーゴマやメンコ、ゴム飛びマリつきなどの得意なおじいちゃんおばあちゃんが集まってきて、一緒に遊べるようになったのだそうです。

そうなると、子どもだけで遊んでいても「○○クン○○ちゃんが遊んでいるんだな」と顔がわかるので、大声がしても通報されることがなくなったそうです。

ついでに、子どもがいつも遊んでくれる(窓から手をふってくれる)おばあちゃんおじいちゃんの顔が見えないと、親に言ったことにより、倒れているのを発見できたとのこと。

 

 

人に迷惑をかけてはいけない…と注意して生きるより、人に迷惑を一切かけずに生きるのは無理だから、人の迷惑をお互い様と赦せるように生きましょう…とする方が、人に優しくなれませんか?

 

だからと、自分の迷惑を赦せ!と大声で言うのは違いますが。

 

 

親がご近所付き合いをソコソコ巧くするだけで、我が子が守られるなら、ご近所の面倒を少し見るだけで良いのではないでしょうか?

 

 

一軒家に住んでいるなら、自分の家の前だけの掃除ではなく、お向かいさん両隣さんの半分くらいまでするとか。

 

うちのご近所さんは、自分の庭の草木の花びらや落ち葉は、何軒先でもすべて掃除してくださいます。感謝しています。

 

うちはお裾分けができる時は、配っていますが、あるおうちだけは「お裾分けはいらない!」とのことなので、行きません。

このおうちだけはご近所付き合いはできないなぁと思います。

 

でも、何かあった時には、私は助け合おうとは思いますが、お相手が必要ないと言うなら、できませんが。

 

 

個人情報などには踏み込まず、なんとなくのお付き合いができるご近所さんを、探しておきましょうね。