子どもが、間違って覚えてしまうことがあります。
それを正さずそのままにしたり、対応を間違えてしまうことにより、記憶に刻まれて間違いが間違っているとわからず覚えてしまうのです。
ある親が子どもが泣くと、笑って!という気持ちを込めて笑っていたそうです。
たくさんの親子の集まりで、1人の子どもが泣き出すと、先の親に笑われていた子がゲラゲラ笑い出して、周りがドン引きしたので、その親は愕然としたそうです。
自分の想いと自分の行動が、かけ離れていたことにそこで気づいたのです。
親の想いは、海より深い愛があるのですが、その行動でどうなるのかまでを予想しないと(外れることがあるということまで)、まるで反対の状態になってしまうのです。
また、ある親が子どものつたない言葉使いが可愛いと、直さなかったばかりに、大人になった時まで、間違った言葉で覚えてしまったのだと、教えてくれた人がいました。
もうハタチを越えていたのですが、親離れできておらず、言葉の誤学習の話をしてくれた直ぐ後に、親の悪口を言ってしまったと思ったのか、後の事を放り出して家に帰ってしまった。
今思えば、その子は自立しては生きていけないと、誤学習させられていたようだ。
学校もやめてしまうほどに。
親は子どもに正しい生き方を伝えてほしい。
自分の足で歩くことを。
自分の手で幸せを掴むことを。
可愛いからと間違った事をそのままにしないこと。
誤学習させないように気を付けましょう。