親子喧嘩を目撃しました。
詳しくはわかりませんが、子どもの訴えと親の言葉に気になるワードがありました。
この親子に当てはまるかわかりませんが、そこから今までのよくあるパターンの親子のすれ違いが思い当たりました。
ワードは、
子ども「なんで信じてくれないの?!」
親「だっていつも嘘ばかりだから!」
これは、子どもが自分に素直すぎて悪いとわかっていても、親から禁止されていることをやってしまい、バレて「悪いこととわかっているから、やっていない」ということがあるのです。
やってるんですけどね。親にはやってないと信じて欲しいのです。それが無理な事だとわかっているんですが、信じて欲しいのです。
親(大人)には到底理解ができないでしょうが、子どもが自分に素直すぎた場合、やりたい!と思う気持ちに素直に行動し、やってはいけないと言う親にも素直に従いたいので、辻つまあわせを整えることなく、素直にやってないと言ってしまうのです。
しかし、そんな道理を大人は、許しません。
これ、やってないと信じて欲しい、嘘ばかり言うって言うのを撤回して欲しいという、単なる思いなのです。
真実がどうであっても。
親にできることは、しつけなくては!嘘をつくことをやめさせなくちゃ!と瞬間的に思って叱ってしまうのです。
子どもの希望は、叶いますか?
親はまず「信じて欲しい」「うそばかりと言われて悲しい」という子どもの気持ちに寄り添うことです。
ただただ、ひたすらに信じて欲しいのね、疑われて悲しいのねという部分の子どもの気持ちに寄り添うのです。
それをどうこうするのではなく、ひたすら理解するだけです。
子どもは理解されたいだけです。
理解できなくとも、理解されたいという事をわかることができるでしょう。
そこをわかると、子どもも落ち着くと思いますよ。
そうすれば素直にごめんなさいが、できるのではないでしょうか。