ほほえみのもと

子育てから自分育て、笑顔の手前のほほえみのもとになれたらいいな

本や映画を子どもと楽しむ

親は絵本を読み聞かせることはあっても、子どもに絵本の楽しさを伝えていられるでしょうか?

 

まず一番良くないのは、絵本を読んだ後で「何が書いてあった?」「○○が○○した後、何した?」などと質問することです。

質問ならまだしも詰問になってしまう親は、絵本(本)嫌いに育てている事を知らずにやっています。

 

 

では、楽しさを伝えるには、まずは親が楽しむのです。

 

絵本を読んだ後で、感想を話し合うのです。すると、自分と違うところで違う気づきがあったり、わからなかった事の理解が進むのです。

ただし、これも詰問にならぬように親も楽しむことです。

 

 

絵本を読まなくなったお子さんには、本でも良いし、映画でも良いのです。

 

一緒に読んだり、観たりして、その後「どうだった?」の感想を言い合うのです。

 

相手が何を話しても否定せずに話すのも大切です。

 

 

例えば、

○○だったとこ○○で良かったと言われて、○○ではなかった場合、

即座に○○じゃなくて✕✕だったんじゃない?と、柔らかく言うのも良いですが、一度そこが良かったのねと、受けとめてから、その場面の前後の情景を思い出すように話しましょう。

もしかすると、それだけで自分の思い違いに気付くかも知れませんし、気付かなくとも良いようなことなら良いのです。

 

親だって間違えて記憶してることあるじゃないですか。

ドキュメンタリー映画であればちょっと変わって来るかもしれませんが、子どもと観る映画でドキュメンタリーや、ノンフィクションってあまりありませんよね。

だからそれが犯罪をするくらいの事であれば、迷わず正さなければいけませんが、そうじゃなければ良いです。

 

それが楽しむコツです。

 

どうしても親が✕✕だったから良かったと真っ向から反対な場合だったら、「えっ?✕✕じゃないの?✕✕だから良いと思ってた!」と驚くのもひとつの策です。

 

 

 

うちの息子とはたくさんの映画を映画館で観て、その後喫茶店で何か飲みながら、映画について話し合う事が多く、息子が大人になってからも、あの映画のあの場面は~なんて話し合うのですが、たまたまタブレットで好きだった映画を観ようと家で観たことがあります。

観終わって「ずっと違うように記憶してた~!」って言ってました。

 

それはそれで良いのだと思います。そして、気付いたことで更に良くなるのです。

 

 

できれば、映画は映画館で観ることをおすすめしますが、タブレットで観ても良いのです。

 

でも、子ども1人で観させて、親は別の事してるのは無しです。

 

一緒に楽しんでください。

(本は親が後から読むってのは有りです)

 

 

楽しみましょう。